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「野火」 塚本晋也監督トーク付き上映@フォーラム山形



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11月4日(土)、山形市フォーラム山形にて「野火」塚本晋也監督トーク付き上映が行われました。
 「野火」は作家・大岡昇平のフィリピンでの戦争体験を基に書かれた同名小説を塚本晋也監督が映画化したもので、2015年に劇場公開されました。以降、戦争を知らないもっと多くの若い世代にこの作品を観てもらいたいという思いから「塚本晋也、皆さんに会いに行きます!プロジェクト」と題した全国キャンペーンを実施。塚本監督自ら、全国の映画館を周り「野火」の上映活動を精力的に行っています。
 フォーラム山形での上映は昨年に引き続き今回が2回目。今年は「ぷらっとほーむ」もこの活動に協力し、前売券の普及をはじめ、当日に向けての準備・関連企画が進められました。以下は、「野火」塚本晋也監督トーク付き上映とその関連企画の記録です。

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◆「野火」事前学習会
 映画の上映に先がけて、「ぷらっとほーむ」では「野火 事前学習会(以下、事前学習会と略記)」が9月29日から10月27日にかけて、毎週金曜日に行われ、フリースペースに集う若者が中心となって参加しました(全5回)。
 1回目の学習会では「野火」を鑑賞するにあたり、映画について、あるいはそれに関連する事柄で知りたいことを参加者同士で出し合い、今後の「事前学習会」の予定を組んでいきました。その1回目で決まった内容に沿い、2回目は「70年前の戦争」をテーマに、日本が経験した戦争について振り返りました。3回目は「北朝鮮」というテーマで、最近よくニュースでも耳にする北朝鮮という国について、その歴史や諸外国との関係性などについて学びました。4回目のテーマは「ファシズム」。ナチス・ドイツを例に「ファシズム」とはどのような政治なのか、また、どうして「ファシズム」が誕生したのか、その背景を探りました。そして最終回となる5回目の「事前学習会」は「現在の日本」をテーマに、10月22日(土)に行われた衆議院選挙の結果について、参加者同士でざっくばらんに語り合いました。
 全5回の「事前学習会」を通し、今の日本の置かれている状況がいかに戦前の日本に近いかを知り、とても恐ろしい気持ちになったと同時に、自分たち国民の政治に対する無関心さがこうした状況を作り出しているのだと知りました。

◆「野火」塚本晋也監督トーク付き上映 当日
 「野火」塚本晋也監督トーク付き上映は、当日多くの来場者で賑わいました。
 映画は、第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島を舞台に、塚本晋也監督自ら演じる主人公・田村一等兵の悲惨な戦争体験が描かれます。アメリカ軍の攻撃だけでなく、食糧も不足し、強烈な飢えに苦しむ田村一等兵ら日本の兵士たち。極限の状態に置かれた彼らの運命はどうなってしまうのか。戦争の恐ろしさを肌感覚で実感できるような、圧倒的内容の作品でした。
 上映後にトークショーということで、塚本晋也監督と「ぷらっとほーむ」共同代表の松井愛さんがステージに登壇。塚本監督からは、この映画に対する想いや制作に至るまでの道のりなど、松井さんからは、過去3回にわたってドキュメンタリー映画「ひめゆり」を自主上映してきた立場から、どうやって若い世代にこうした映画を届けられるか、それぞれお話いただきました。
塚本監督は高校時代に「野火」の原作小説と出会い「いつかこの作品を映画にしたい」と心に決めていたそう。そして2011年の東日本震災や原発事故に端を発する社会情勢の急速な変化、将来への危機感などから、本格的に「野火」の製作に着手し始めたのだそうです。長年温めていた作品だけに、そのこだわりは細部にまで至り、実際にロケをフィリピンで行ったり、戦争の悲惨さを表現するため、あえて積極的に残酷なシーンを取り入れたりしたそうです。
 松井さんは、会場にいる皆さんが、家族や友達、誰か一人をここに連れてくれば、それだけで今の倍の人数が集まることになる。地道けれど、一人ひとりがそうやって日常の中で色んな人を巻き込んでいくことによって、運動というものは徐々に大きくなっていくと語りました。
 将来を良くするも良くするも悪くするも、市民一人ひとりの行動次第。今回の上映会は、市民活動について考える・学ぶ貴重な機会となりました。
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「マルイシ工作室」上半期活動報告!

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みなさんにとって、2017年はどんな年でしたか? 私は、年の初めはのんびりしていたのに、新しいことに挑戦しすぎて(!?)、あっという間に季節が過ぎ去っていった1年でした。秋号の『まどあかり』では、自分の地元である中山町でスタートした「マルイシ工作室」という活動について書かせていただきました。今回は、怒涛の1年の活動を通して、感じたこと・考えたことを、つらつらと書いていきたいと思います。
マルイシ工作室」とは、『中山町って本当に何もないの!?』を合言葉に、中山町でしか出会えない人や物に出会うきっかけをつく
り、マチを再発見してもらおうという企画です。8月から、月に1度のペースで活動を行ってきました。これまでの活動で一番印象的だったのは、11月に行った「カヤカリでまるっとハウスをつくろう!」です。今は、家を建てるとしたら業者に依頼するのが「あたりまえ」です。家だけでなく、自分の暮らしに必要なものは、自分でも理解しきれないものに頼らないと成り立たない世の中になっています。今回は、茅葺職人の高橋さんを講師にお呼びして、カヤ(ススキやヨシなどの植物の総称)を使って家の屋根を作っていたことを体感してもらう活動を行いました。

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中山町豊田地区にある沼の倉りんご団地。この場所でリンゴ作りを辞めた方の畑に、たくさんのススキが生えていて、今回はその場所をお借りしました。自分でカマを使ってススキを刈り、縄で束ねて、柱にくくりつける、みんなで協力して作業すれば、自分を包んでしまうような大きなものも作れるのです。(「まるっとハウス」はイベント用に制作したので簡易的なものです。)そのことを体感すると「なんとかなるんだな」という、なんともいえない安堵感を感じました。それと同時に、1世代前の方たちは、自分の身の回りの自然を生活に生かすことを「あたりまえ」に感じていたし、そのスキルを持っていたんだなと、参加者の方と話し合う機会になりました。
 どの活動も得るものがたくさんあり個人的には大満足! なのですが、考えなければならないことも山ほど出てきました。それは運営面です。
ひとつは、運営費について。「マルイシ工作室」では、参加する子どもたちが自分で「やってみたい!」と思ったら気軽に参加できるような場でありたいと考えて、運営しています。なので、参加費は500円のワンコインに設定しています。ですが、こういった場をつくりあげるためには、スタッフ間で何度も打ち合わせをしたり、たくさんの手間暇がかかっています。運営側にも、人件費までいかなくても打ち合わせに使う交通費程度でも確保されれば…と考えています。「ボランティア精神」も度が過ぎると運営側が疲れ果ててしまいます。今回の活動は、中山町の補助金を活用していて、材料費や広報費など大変ありがたく活用させてもらっています。ですが、補助金の中には「運営側の人件費は対象にならない」ものもあります。補助金ばかり頼ってはいられませんし、よくわかります。そういった点をどう考え、運営しているのか、『まどあかり』に記事を掲載している諸先輩たちから学びたいです。
 もうひとつは、お手伝いしてくれる人たちとの関わりについてです。スタッフとして参加する人にとって、何を得たいのかは実はひとりひとり違っています。人と関わる楽しさなのか、働いた分のお金なのか、そういった面を整理してきちんと提示できるようにしたいと考えています。
ワークショップという活動は、多くの人に参加してもらう分、多くの人の協力がなければ成立しません。その場で活動するプレイヤーとしてだけではなく、コーディネーターの視点、マネジメントの視点など、いくつもの視点で働きかけていかないといけないんだなと改めて考えた1年でした。(了)

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新しい活動をするたびに音楽聞きながら準備しています。オススメ音楽あったら教えてください。2018年3月まで、中山町でのワークショップを開催していますので、ぜひご参加ください。

マルイシ工作室(Face Book)
https://www.facebook.com/maruishi.kousakushitu/
◆イシザワエリの活動日記(ブログ)
http://ishizawasaketen.blog74.fc2.com/

平成29年度 やまがたNPO活動促進大会

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11月28日(火)にホテルメトロポリタン山形にて「平成29年度やまがたNPO活動促進大会」が行なわれました。山形市内外から今年も様々な団体が集まり、公益対象の授賞式、やまがた公益大賞受賞団体活動発表、やまがた社会貢献基金助成事業成果報告会、交流会がありました。

今回は全5団体の方々が表彰されていました。
負の財産とされてきた雪を使って町おこしに取り組んでいた最上町の「地域おこし研究会」、鶴岡駅前活性化のため市民有志で株式会社を設立し、鶴岡の食文化の情報発を行っている「株式会社Fu-Do」、ボランティアの人材育成、自殺予防に取り組む人材の育成、高齢者等の居場所づくりなど、地域課題の解決に資するボランティア活動の支援を行っている鶴岡市の「特定非営利団体ぼらんたす」、地域資源を活用したまちおこし事業「一夜限りのかほくうまいもの横丁・よるのどうぶつえん」を過去5年にわたり開催して、地域の賑わい創出や異業種間の垣根を越えた青年世代の人材育成に取り組んでいる「かほく地域創造青年会議」、など様々な団体が事業の発表を行っていました。

中でも一番注目を浴びていたのは置賜農業高校の「豆ガールズ」という団体です。彼女たちは生産量が減少し、食文化の伝承も途絶えかけていた川西町の伝統野菜「紅大豆」を彼女たちが主体となり、NPO法人、町、大学等と連携し、栽培や伝統料理の継承、食育活動を通して、紅大豆文化の復活と地域活性化に寄与する活動を行っています。実際に豆を栽培し、美味しく食べるために品種改良を行ったり、子どもたちに伝えるために小学校へ行き、自分達で作った紅大豆のカルタや紙芝居、クイズなどをして豆文化を伝える、豆育ということを行ってきたと壇上で話してくれました。

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私たちが知らないだけで彼女達のように様々な活動をしているのだなと、このイベントに参加して知ることが出来たと同時に、今どんな問題があって、それらに取り組まれているのか聞くことが出来てとても刺激を受けたので、それを励みにこれからも私も頑張っていきたいです。             (文責:宍戸浩介)

悪の軍団、現る!

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 2018年はアルカディオンが誕生して10年目のメモリアルイヤー。いやはや、気づけば10年も活動を続けてしまいました。継続は力なり。引くに引けないところまできてしまった感もありますが、次の展開も考えながら今年も活動していきたいなと思います。



 さて前回秋号ではヒーローの紹介をしましたので、今回は悪役の紹介をしようかなと思います。アルカディオンに限らず、ヒーロー活動には立ち向かうべき悪の軍団が必要になりますが、アルカディオンの活動は一応、まちづくり活動。解決すべき地域課題を、悪の軍団のコンセプトに入れ込みました。その時、課題としてあげたのが「地域に元気がない」という漠然としたイメージでした。「アルカディオンが活躍することでこのイメージを打ち破り、南陽市に元気をもたらす」というのが、私たちが描いたストーリーになります。
そして、このイメージにあった敵キャラをつくっていきますが、夏号でもご紹介したとおり、敵の名前には置賜の方言でネガティブな意味を持つ言葉をあてていきました。まずは悪の軍団ですが、方言で「なまけもの」などを意味する「ズグダレ」という言葉がありましたので、こちらを活かし、「ズグダ連合軍」、通称「ズグダ連」の結成です。ズグダ連は、「メンドク星」という惑星を統治している軍で、他の惑星を侵略しているという設定です。

次に考えたのが、この軍を指揮する幹部クラスのキャラクター「ウダデゴドン」。こちらは方言で不快感を表す「うだで」をあてこんでおります。そして雑魚キャラ「オッチャグヤロメラ」も誕生。こちらは「横着野郎目等」が訛った言葉ですね。
このウダデゴドンとオッチャグヤロメラが、人工寄生虫「ジコ虫」を使って市民のやる気を吸い取り、南陽市の活気を無くして支配しようとする企てが「南陽市民ズグダレ化計画」。アルカディオンはその計画を阻止し、南陽市に活気を呼び戻していくという訳ですね。
 
アルカディオンがスタートして、活動も軌道にのりはじめ、マスコミなどでも取り上げていただいた頃、予想外の出来事がおこりました。ショーを見に来た保護者の方やイベント主催者を中心に、アルカディオンよりも、ウダデゴドンとオッチャグヤロメラの人気がでてきてしまったのです。コミカルなキャラ設定とネーミングが受けての反響でした。調子に乗ったズグダ連合軍は、新たな刺客を送り込みます。

 ズグダ連の幹部候補「タワイネン」(たわいね・・・他愛ないが訛った言葉)は、アルカディオンをあと一歩のところまで追い詰めますが、詰めが甘くあえなく敗退。強制送還されてしまいます。その後、アルカディオンの仲間が3人になった時に登場したのが、ウダデゴドンの同士であるズグダ連幹部「ガッテモネン」(がってもね・・・くだらないなどの意味)。ガッテモネンは「タワイネンの双子の弟で自信家」という設定で、「タワイネンとは違うのだよ、タワイネンとは!」が口癖です。
しかし幹部2人が揃っても人数が増えていくアルカディオンにはなかなか勝てません。そこで呼ばれたのが、ズグダ連合軍科学センター長候補の「Dr.アンペワーレ」(アンペワレ・・・頭が悪いという意味で使われていた方言)。ウダデゴドンの体を改造して、スーパーウダデゴドンにバージョンアップさせます。しかしアルカディオンのバズーカと子ども達の空気砲の前に、やぶれさってしまったのでした。そして、いよいよスタッフが足りなくなってきた2017年、アルカゴールドが誕生すると、負けじと新幹部「ハンバゲルン」(ハンバゲル・・・溢れる、吐くなど、キャパオーバーを意味する方言)も登場します。



このように新しいアルカディオンが登場すれば、新しい敵キャラも登場するという流れが出来上がってしまった訳ですが、ウダデゴドンファンのアダルト層からは新しい敵キャラのご提案もいただきます。本当にありがたいお話です。
そしてアルカディオン10年目の今年、いよいよ8人目のアルカディオンを登場させたいと考えています。とすれば、当然新しい敵キャラも。
キャラクターのネタは温まっているのですが、先ほども触れたとおり、キャスティングがぎりぎりです。全員集合すると、アルカディオン8人とズグダ連8人くらい。さすがに増やしすぎました(笑)応援してくださる皆さんからは、「全員集合が見たい!」と言われるので、何とか実現させることを、2018年の目標に掲げて、今年も頑張っていきます。(了)

山形国際ドキュメンタリー映画祭のキロク

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2017年10月5日〜12日にかけて、今回で15回目の開催となる「山形国際ドキュメンタリー映画祭」が行われました。
映画祭は、アジアで初めて創設されたドキュメンタリー映画祭として世界的に有名ですが、これまで、観客としてしか参加したことがなかったので、今回初めてボランティアとして参加してみた記録を綴ってみたいと思います。



私が担当したのは、大賞の対象になるインターナショナル・コンペティション作品が上映される、メイン会場の中央公民館(az6階)の会場係です。
ここは、学生時代に映画祭の作品を観に来て、途中で眠ってしま った記憶のある会場です。。。
ボランティアを行うにあたっては、事前に行われるボランティアミーティングで担当などが割り振られ、簡単な研修を受けたうえで、映画祭の開催を待ち受けます。
仕事内容としては、上映前は、観客数のカウントや、チケットもぎり、上映中は、市民賞のアンケート用紙などの折込み、カタログや映画祭グッズの物販など多岐にわたります。
映画祭には、世界各地から外国人がたくさん訪れますので、外国語で話しかけられることも多々あり、固まってしまう場面も多々ありました…。
作品によっては、長蛇の列が発生し少々殺気だつ場面もありますが、上映が開始されると、ゆったりとした時間が流れ、他のボランティアメンバーと談笑しながら折込みなどの軽作業を行います。
映画祭に関わる人々は、やはりコアな映画ファンであることが多く、話題は、(今回の映画祭で)何の映画を観たか、これから何の映画を観る予定か、が中心になります。
また、ドキュメンタリー映画への熱気は、白いフリーパスや、青やピンク・緑などのIDパスを首から下げて、目当ての映画の開始時間に間に合うよう急ぎ足で向かう人々がたくさん観測できる、香澄町から旅篭町にかけての地域でも感じられます。



私は、今回はそれほどたくさん観るつもりではなかったのですが、そのような人々に刺激され、結果的には、5本の作品を観ることになりました。
特に印象に残った作品をあげるとすれば、アメリカで公民権運動の時代に黒人差別と闘った、キング牧師などの活動家にスポットをあてた『私はあなたのニグロではない』(監督:ラウル・ペック、優秀賞受賞)があります。
差別の問題を扱ったドキュメンタリー作品と聞くと重苦しいイメージが浮かびますが、この映画はスタイリッシュに編集されており、現在まで根強く残る人種差別と、それに対する気高い闘いの歴史を学ぶことができます。
エンドロールで、現代の黒人運動「Black lives matter」(黒人の命も大切だ)のテーマソング的な存在にもなった“Alright”でも有名な、ヒップホップアーティスト/ケンドリック・ラマーの“The Blacker the berry”が流れたのには痺れました。
フックとしてサンプリングされた「果実が黒いほど果汁は甘い。肌の色が黒いほど美しい」というラインを持つこの曲を選択した監督の意図について考えさせられます。



仕事もあって全日程は参加できなかったのですが、8日間本当にあっという間に過ぎ去りました。
日常に戻ると、「映画祭ロス」な感覚にもなりましたが、過去の映画祭の作品を上映する「金曜上映会」などで空白を埋めつつ、2年後の開催を楽しみに待ちたいと思います。(了)

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農的暮らし研究所の【土鍋ごはんで、気持ちもほかほか。美味しいごはんのある暮らし】


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いやぁ~、今年の山形は例年に比べてちょっと寒くなるのが早すぎませんか? 温もりが恋しいこの時期はコタツで丸くなるのが一番!! 農的暮らし研究所のこまつかおるです。そんな事を言っても、日々の暮らしは、仕事や勉強、家事がいつも、休むことなく、追いかけてきますよね。そんな生活の中で1日に3回来る【食事】は癒しの時間。

食事をすれば、緊張もほぐれ、ミスも減ります。そんな大切な食事を、もっと美味しく、もっと経済的に、作ってみたいと思いませんか?
今回は、皆さんに食事の中心にある、【ご飯】の知って得する炊き方を伝授します!「私、ごはん位炊けるわよ!」と思ったでしょ?ノン・ノン・ノン!私がお教えするのは、インスタ映え間違いなし(使ってみたかった流行語(笑))農的暮らし研究所流【土鍋ご飯】です!私は料理教室をしていますし、数年ご飯は土鍋です。
炊き上がりの香りと艶が全く違い、感動間違いなし。それでは、はじめます。


その1【まずは米を研ぐべし!】
炊飯の基本と言えば、まずは米を洗う事と給水です。
新鮮な水を勢いよく注ぎ入れ、まずは研がずに、米を洗います。
(重要:まずは、汚れを米に吸収させずに洗い流すこと。)

後は、かき混ぜながら研ぎ、2~3回水を取り替え、ザルに上げて30分休ませる。これで表面から吸水します。
(お米が、パラッとしたら吸水OK!このとき、お米がじっとりしていると水分を間違えます。)


その2【水分量は、目盛りがなくても大丈夫!】
炊飯器に慣れてしまうと心配なのが、炊飯の水分量。これは簡単に解決できます! それは、一合升(180cc)と計量カップ(200cc)があればOK。
お米は、升で計り。水は、計量カップで計ります。1合に対して1カップです。手引書などを読むと1.2倍とかめんどくさい事が書いてあるけど、気にしない。
升やカップがない場合はコップとカレースプーンで代用できます。コップは計量カップの代わりに、カレースプーンは大さじ1と覚えておけば、ほぼ間違わずに何でも作る事ができます。(カレースプーンの、1/3が小さじ1です。)


その3【ガスで炊く時は、マックスで!!】
これから、土鍋炊飯の一番の見せ所です!
土鍋に洗ったお米と水を入れたら、蓋を閉めます。底の水滴は、布巾でキレイに拭き取る。
ガスコンロに土鍋を置き、着火! ここで大切なのは、沸騰するまでの強火です。土鍋で「はじめちょろちょろ」で炊くと失敗します! 大体3合で、10~12分程度でしょうか。沸騰してくると、蓋がカタカタカタと鳴って、ブワーと蒸気、「おねば」が噴出してきます。そうなったら、火を止め、20分(万古焼なら15分)蒸らして完成です!
あれま、それだけ? 火力調整は?
一番の醍醐味が簡単すぎてビックリでしょ。
土鍋は厚さがあり保温性があるので、ご飯を炊くのは難しくないのです。これは、初歩の炊き方です。慣れてきたら色々とチャレンジしてみて下さい。

その4【オカマの中で、混ぜちゃだめよ~♡】
最後のポイント。お釜(今回は土鍋)は炊くプロで保温のプロでありません!
ですから、炊き上がったら素早くご飯を取り出してあげなければなりません(ちょっとでも遅れると、土鍋から水分を取られて、ご飯つぶが全体にこびりつきます)。容器はタッパーで十分です。
重要なポイントで、土鍋の中で炊きたてのごはんをほぐしてしまうと表面が糊状になって一気に食味が落ちます。なので、しゃもじで周りをぐるっと一周したら別容器に移し替えながら粒と粒との間に空気を含ませていきます。熱々のごはんは思ったよりも、水分を含んでいるので空中で踊りますよ(これほんと!)。食べきれない分は、タッパーに詰めて温めなおして食べてね。茶碗1杯分の入るタッパーが幾つかあると便利です。


その5【実食】
きっと1回目から「炊飯器より美味しく炊けた」と実感できるはずです。失敗しても、3回も炊けばプロ並みに上達すること間違いなし!
エネルギーも少なく、美味しくて、なにより満足感が違います。「私は土鍋でご飯が炊ける」という自信は災害時にも強い味方になります。
毎日土鍋炊飯は無理でも、まずは休日から試してみて下さいね。ご褒美、ご褒美。美味し過ぎて、きっと毎日炊きたくなると思うけどねー(笑) それでは、ビバ、ローカル!!


プロフィール こまつかおる
1980年生、庄内町在住。昨年度より夫の庄内町地域おこし協力隊に伴い15年ぶりに庄内町に近距離Uターン。農的暮らし研究所という名前で、50年前の循環型の農を中心とした暮らしの提案や暮らしの中へ落とし込むためのワークショップを不定期で開催しています。

特定非営利活動法人 With優 設立10周年記念意見交換会


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ひきこもりや不登校の経験者が語るフォーラム

11月25日(土)、山形市総合スポーツセンターにて「ひきこもりや不登校の経験者が語るフォーラム」が行われました。これは、山形県が主催するイベントで、困難を有する子ども・若者に対する理解を広げ、より多くの市民が子ども・若者を応援するきっかけを作ることを目的としています。フォーラムは大きく分けて2部構成となっており、第1部は当事者2名によるシンポジウム。第2部は質疑応答ということで、会場から寄せられる質問に当事者が答えていく形式で進められました。また、筆者(大原)も当事者枠でこのフォ-ラムに参加してきました。

第1部のシンポジウムでは筆者と「NPO法人から・ころセンター(以下「から・ころセンター」と略記)」生活支援員のSさん(女性)、それぞれが自身のひきこもり・不登校の体験談を語りました。
まずは最初に、筆者が大学時代に経験した孤立と、そこから「ぷらっとほ-む」につながるまでの過程を語りました。筆者は今から7年ほど前、大学入学直後に対人関係などで悩み、外に足が向かなくなった経験があります。一人暮らしをしていたこともあり、大学の方も休みがちに。気づけば、周囲の人との交流が全くない、孤立した状態になっていました。しかし2年ほどその状態が続き、「このままではいけない」という焦りから、なるべく今の自分の状態を知られないような場所――つまり知り合いがいない大学外――でボランティア活動などを行うようになりました。その過程で「ぷらっとほーむ」を知り、見学に訪れたことがきっかけで今に至ります。実際、「ぷらっとほーむ」に繋がるまでの過程はそこまでスムーズではなく、悩みや戸惑いも多くありました。しかし、一人暮らしだったので誰にも干渉されず、自分のペースで考えたり行動できたりしたからこそ「ぷらっとほーむ」にまで辿りつけたのではないか。当時を振り返って筆者はそう感じています。歩むスピードは一人ひとり違います。自分のリズムやタイミングというものが人それぞれあるはずだから、もしお子さんの不登校・ひきこもりで悩む親御さんがこの会場にいらっしゃったら、焦る気持ちはあるかもしれませんが、どうかお子さんを信じて待っていて欲しい。今回のシンポジウムでは、一人の若者の立場からそのようなお話をさせていただきました。

 筆者に続き、次はSさんの語りがありました。Sさんは20代の約10年間、ひきこもりで悩まれたそうです。きっかけは大学入学直後に起こったご家族の不幸や自身の健康状態の悪化。いくつもの出来事が重なった結果、心身ともに疲弊し、そこから大学の方も休みがちになっていったといいます。自身の悩みをなかなか周囲に相談することもできず、自宅からもだんだん出づらい状態に。Sさんは、ひきこもりたくてひきこもったわけではなく、結果としてひきこもる形になってしまったと語ります。仮に外に出ても周囲の人から「今Sさんは何をしているのか」と聞かれるのが苦痛だったそう。そんな状態が長らく続いたSさんでしたが、時間をかけて自分自身を見つめなおしたり、「生き直そう。今日から0歳児だ」と心に決めて気持ちをリセットしたり。そうすることで、ある時期が来て一歩を踏み出すことができた、とおっしゃっていました。また、「から・ころセンター」に繋がるなど、その過程で同じように悩んでいるたくさんの方々とも出会い、悩んだり苦しんだりしているのは自分だけじゃないと思えたのも励みになったそう。辛い経験をしているのは一人ではない。困っていたら、声を上げて助けを求めてほしい。会場にそう訴えかけているSさんの言葉が印象的でした。

 第2部の質疑応答では、会場から筆者・Sさん両名に様々な質問が寄せられました。その一部取り上げると、筆者宛てには「小中学生と大人のひきこもりに違いはありますか」といった質問が。これに対しては、不登校・ひきこもりになる理由は十人いれば十通り、百人いれば百通りあるだろうし、同様に、悩みだって人それぞれあるように思う。そう考えるとみな違ってくるのではないか、と答えさせていただきました。Sさんには「現在の自分のエネルギーの源はなんでしょうか」という質問が寄せられました。これに対しSさんは、日頃活動していて困っている人に出会ったとき、その当事者や家族は自分を責めているケースがよくある。しかし、苦しんでいるのは皆同じなのだから、どうか自分を責めずに安心してほしいということを伝えたい。もしかしたらそれが自分のエネルギー源になっているかもしれない、と答えていらっしゃいました。

 今回のフォーラムでの筆者とSさんの語りがもし市民の方々にとって不登校・ひきこもりを考えていく上でのヒントになっていれば幸いだし、もしそうなのであれば、筆者自身も今後ともこうした場に積極的に出向いていきたいと思いました。

コトバと野生動物、意外な関係



普段の生活で野生動物との関わりがある方は多くないと思います。しかし、普段の会話の中や学校などで(理科以外の授業で)、実は野生動物たちが登場することがあります。それは、ことわざや故事成語です。もちろん、日常的に‘ことわざ’を使っている方は少ないと思いますが、私たちの生活のなかで「思えばこの行動は○○のことわざみたい!」と思うことはありませんか?
ことわざや故事成語では、人の行いを物や生き物でたとえることで、人生や行動の教訓的なものとして使われていますが、人とは異なる行動も持つ野生動物たちは参考にしやすい存在だったのかもしれません。どんな野生動物が頻繁に使われているかというと、種が特定されているものでは、タカ・タヌキ・サル・キツネ・シカ・ウサギといったものが多い傾向にあります。その他、種は特定されていませんが、魚やカエル、鳥や虫など多くの生き物たちが使われてきました。これらの野生動物を使ったことわざが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
私の日常は野生動物と関わることが多いので、野生動物が使われていることわざや故事成語を見ていても、素直にその意味を受取ることができなくなってしまいました。というのも、野生動物の本当の行動生態を知れば知るほど、これは意味を訂正したほうが良いな…という欲求に駆られてしまうのです。

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たとえば、「サル知恵(一見賢そうだが、実は浅はかなたとえ)」。余り良い意味で使われませんが、行動観察しているとなんて賢いこと! 私が実際に観察した行動でこんなエピソードがあります。一生懸命作った大根を食べにくるサルに腹を立てた農家の方が畑の周りに網をしっかりと張りました。サルは遠くからその網を張る姿を確認しており、もう畑に入れないなと落胆していると思いきや…一匹のメスが1歳になるかならないかの子どもを連れて畑に行きました。すると、畑の網をぐいっと持ちあげ、なんとか作り上げた地面と網との5cm程の隙間から子どもを入れて、子どもに大根を抜かせたのです! 子どもは両脇に立派な大根を抱え、隙間から抜け出し、お母さんサルに大根を渡して仲良く手をつないで群れに帰りました。農家の方もどうして大根がなくなったのか困惑しており、まさに「キツネにつままれた顔」をしていました。私はこの行動を観察してから、「サル知恵」の本当の意味は『思っている以上にとても賢い』という意味におき変えねばならないなと感じました。

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他にも、「カモシカのような足(細くて華奢な足)」にたとえられた人は実は『毛むくじゃらで頑健な足』と言われているのでは!? と思うことや、「梧鼠五技(ムササビ(=梧鼠)のように顕著な技能が1つもないことの意)」では、ムササビは滑空する事にかけて右に並ぶもののいない動物のため、『秀でた技能がある人』という意味なのでは?? と思ってしまうこと…多々あります。

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勿論、本当の生態に基づくものも多くあります。「タヌキ寝入り(ねむっているふりをすること)」のタヌキはとても臆病で、びっくりすると足がすくんで立ち止まってしまう(又はうずくまってしまう)生態を持っています。交通事故でタヌキを多く見かけるかと思いますが、これは単にタヌキが沢山いるということではなく、車の急な出現やライトにびっくりして動けなくなり、他の動物のように避けることができなくなってしまうからでもあります。このような生態に忠実なことわざや故事成語などを知ると、古くから野生動物たちは「不思議な隣人」として良く観察されていて、身近な存在でもあったのではないか…と思わずにはいられません。私も昔の人たちのように、野生動物を良く観察して、野生動物を用いた新しいことわざや故事成語を作ってみたい! と思いますが、「二兎を追うもの一兎を得ず」…まずはしっかりと山形の生き物たちを調べていきます。(了)

yamagataDIVE 〜挑戦するのは若者か?〜


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若者活動に出会う
私は、2017年4月に着任してはじめて、『若者活動』支援に取り組むことになりました。
今回は、私が関わる「若者が活躍できる環境づくり」推進のためのお仕事についてご紹介します。
※「若者」:ここでは、概ね高校生〜30代までとします。

若者チャレンジ
着任直後4月、若者たちから、地域の課題解決や元気創出のための企画が次々と寄せられました。これは、「やまがた若者チャレンジ応援事業」という補助事業で、若者グループから企画を提案してもらい、選ばれた優秀な企画には最高100万円を上限に助成するものです。プレゼン審査会に参加申し込みをしたグループは26団体。内気な県民性と言われる割に、山形には挑戦する若者がけっこういます。

ラジオ番組を始める
この7月には、初の試みとして、若者たちの活動を紹介するラジオ番組を始めることになり、いくつかの提案の中から、YBC山形放送「yamagataDIVE〜若者たちの挑戦〜」という企画に決まりました。
しかしながら、初めてのラジオ番組は思いの外大変で、毎月4~5人の若者に話を聞くにあたり出演依頼をするのですが、なかなか出演のOKがもらえず、始めの2ヶ月は綱渡りでした。そう簡単にタイミングが合うとは限らないですし、皆さん、お忙しい方ばかりなんです。そのような中、ご出演いただいた皆様には、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

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切り口は何でもよい
ラジオ番組「yamagataDIVE」では、毎月テーマを決めています。7月:挑む人、8月:暮らす人、9月:ひきだす人など。ですが、現場で若者たちの話を聞いていると、だんだんテーマはどうでもよくなってくるのです。話の切り口(テーマ)はとっかかりであり、語る本人の生き様にどれだけ感動し共感できるかが大事。おそらく、メッセージをくださるリスナーの方も、電波を通した彼らの熱量にほだされたのだと思います。

エネルギーの伝播
ラジオを通しても、もちろん若者の熱量は伝わりますが、生で収録を聞いていると、その伝わり方は特別です。毎月、役得感を噛みしめながら、収録スタジオの片隅の特等席で聞いています。やはり、活動は直に伝えるものです。
そんな中、11月12日(日)にイオンモール天童で、「yamagataDIVE若者まつり」というラジオ公開生放送イベントを行いました。この時、若者たちの熱量を直に伝えるべく、公開トークセッションや体験型ワークショップ、そして、ミニライブも企画してみました。現場での様子やアンケート結果、Facebookからも、多くの方々に熱いものが伝わったようで、若者応援団の獲得に功を奏したイベントができたかなと思っています。

さんかく3

「yamagataDIVE」という事業は、若者を応援する機運を高めることが目的です。そのために、今年は、若者活動を知ってもらう機会を作ることに注力してきましたが、今後、活躍する若者たちと、仲間を必要としている若者たち、若者を応援してくれる人たちがうまくつながっていくような支援ができればと考えています。(了)
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ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部

Author:ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部
山形市にある「NPOぷらっとほーむ」の〈若者の居場所づくり活動支援事業〉のブログです。
山形県内各地で活動している若者団体や個人のインタビュー、イベント情報や参加レポートなどを随時更新していきます。

2016年度の本事業は、〈一般財団法人 人間塾〉の助成を受けて取組んでいるものです。
〈一般財団法人 人間塾〉

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