FC2ブログ

ARTS SEED OKITAMA 2017 文化の種をまく。育てる。ひきつぐ

あーつ1


「ARTS MEET OKITAMA2017」は2017年3月18日~26日に、よねざわ市民ギャラリー(ナセBA)1F全フロアを使用し開催され、20代から80代の置賜に縁のある91名の作家、総作品数は200数十点、来場者数は2494名を数え、盛況のうちに無事閉幕しました。会期中、作品への投票により大賞を選出し(今年は福崎翼さんでした)、副賞として個展の開催を予定するとともに、2018年度の開催も予定しています。

 すでに、お気づきかと思いますが、ARTS MEETはARTS SEEDとほぼ同じ名前です。(ちなみにMEETの命名は元studioこぐまの大沼洋美さんです)ARTS MEETの開催の経緯は詳しくは省きますが、さかのぼること昨年秋に、主催団体の置賜文化フォーラム、米沢市芸術文化協会、よねざわ市民ギャラリーから連絡を頂き、コンセプトなど含めグラフィック関係のデザインを任せて頂きました。
 これは、昨年のARTS SEED OKITAMA 2016(7月開催)を開催したことによる一定の評価があってのことかと思います。

あーつ2


 ARTS MEETの開催にあたり、求められた課題、コンセプトはいくつかありましたが、難題は若い世代の参加でした。昨今一か所で大規模に行う公募展といったものは下火だと思っています。これはいくつか理由があるかと思いますが、一つには作家の発表の仕方が公募展に限らず多様にあること、また世代交代が十分に行われず頭がつかえていることがあるかと思います。
 この上の世代と若者の関係は、アートの現場に限らずあちこちで散見できるかと思いますので、想像に難くないかと思います。

 そのうえで、今地方で公募展を行うことの意義とは何か?

 コピーに「わたしたちのアート、地域、未来は、わたしたちの作品にかかっています。」を掲げました。この主語は一見作家のようですが、それだけではありません。作品を見る人、買う人、楽しむ人(もちろん興味のない人)も含まれています。
 公募するまで、どのような作家、作品が展示されるかはわかりません。募集要項には、置賜に縁のある作家、もしくは作家志望としたので、並んだ作品を通して今の置賜を「わたしたち」が見る/語るしかありません。そこを足掛かりに「新しい置賜のアート」のコンテクスト(文脈)を見出す以外ないだろうと思いました。そのためには回を重ねることが必要でしたので、MEETの企画を請け負う段階で条件として翌年以降も開催することをお願いしました。

 ARTS SEEDのコンセプトが、地域を会場とし、点をつなぎ面にすることだとすると、ARTS MEETは一つの会場に多くの作家、作品を集め地域を俯瞰することにあるかと思います。この二つの企画が縦軸と横軸のようにうまく連動することで置賜のアートの一助になればと強く思います。

 さて、ARTS SEEDですが、今年は7月15日から31日の間、22か所の会場と、12か所の協賛を得て開催する予定です。今年はやまがた花回廊さんとのコラボにもなっています。こちらもお声を掛けて頂けたのは昨年の実績があってのことだと思いますので嬉しく思っています。すでに、桜からはじまり、水仙、つつじ、アジサイ…と春から初夏の花が咲いています。ぜひ置賜の花とアートをマップを片手に楽しんで頂けたらと思います。
 
 ARTS SEEDは自主財源で開催できることを目標に活動していますので、各会場から売り上げの一割を団体に寄付してもらっています。その財源を翌年の活動資金に充てています。つまり、見て楽しんで買って頂けると、今後の活動にそのまま生かさせて頂ける、大げさでなく、置賜のアートを育てて頂けるのです。
 今年は宮城県と秋田県の作家さんを招聘(ご招待)しました。この企画を通じて他県の作家との交流になればと思います。
 
 今、地方にあって「アート」するとはどういうことか。当団体、企画は作家だけはなく、会場を貸して頂くお店の方や、応援して頂いている方々で運営されています。この「アート」の部分は他の言葉でも代替えできるかもしれません。各人が今できることを各々の現場で頑張るしかないのだろうと思います。(それは、「若者」を応援するという名目のもと「搾取」するようなことではなく…)

 「アート」が他の代替え可能な言葉と少し違うことがあるとすれば、それは問題そのものを提起したり、未来を描いてみせることにあるのではないでしょうか。そして、「いいな」と思ったアートを楽しむことで、「いいな」と思う地域も育み、「いいな」と思えるような未来につなげることを、「わたしたち」誰しもができることだ、と示せることにあるのではないでしょうか。

 今年も会場でお会いできることを楽しみにしています。
(2017年5月吉日)
スポンサーサイト



“お菓子”を通してつくる 親子同士がつながれる居場所

あみゅーず1

あみゅーず2


Am遊’s (あみゅ~ず)とは?
南陽市の若者団体「Am遊’s (あみゅ~ず)」です。平成21年に南陽市教育委員会が主催した青年がまちづくりのアイディアを競い合う青年教育推進事業「夢はぐくむ故郷(まち)南陽コンペティション」に参加したことをきっかけに結成し、今年で活動9年目となります。

●親子同士が交流できる場を
市内で親子同士が交流できる機会(場)が少ないという地域の課題を見つけ出し、活動開始以来、親子の交流という視点で、一貫性のある取組みを実施してきました。多くの親子に楽しんで参加してもらえるよう、「お菓子の家づくり」や「駄菓子屋ひろば」など、親子で協力し、また、子ども自身が意欲的に参加できるようユニークなイベントを企画しています。

●お菓子を通した多彩な交流の場の創出
「お菓子の家」づくりは、毎年クリスマスの時期に開催しており、スポンジケーキで形づくった壁や屋根にチョコレートやクッキーなどのお菓子で飾り付けをしたり、いちごでサンタクロースを作ったりとオリジナルのお菓子の家を作って楽しんでもらっています。毎回定員を超える申し込みがある人気イベントとなっており、イベントの告知前からの問合せなどもあることから、市民の認知度は上昇しています。参加した子どもからの反応も良く、また、大人達が子ども達の持つ創造性に気づくことができる機会にもなっており、共同作業を通じて、親子の絆が一層強くなったと、親御さんからも好評を得ています。

また、「駄菓子屋ひろば」では、地域のお祭り行事などに併せて駄菓子屋を出店しており、地域に根差したかたちで、多様な体験・交流の場を多くの子供達に提供しています。この取組みは、「出張版」として市外に赴いての活動も実施しており、行く先々でのイベントの賑わいづくりや、親子同士の交流の機会の創出に貢献しています。

これまでの活動を評価いただき、平成26年度には山形県の「輝けやまがた若者大賞」受賞、平成27年度には内閣府の「チャイルド・ユースサポート章」を受章することができました。これからも、親子の交流の場づくりを積極的に行っていきたいと思います。

あみゅーず3


Am遊’s (あみゅ~ず)Facebook
https://www.facebook.com/nanyoamuse/

こまつ家版こころ旅のススメ ~農的暮らし研究所のこれやってみよう!~

こまつさん

こんにちは、「農的暮らし研究所」、こまつかおるです。畑仕事をしながら「あの人、どうしているかなぁ~?」と思い巡らすことがよくあります。そんなとき、「○○さん、最近見かけないけど元気にしているかなぁ~?」と家族のヒロさん(庄内町地域おこし協力隊)に話すと「そんなに心配だったら、直ぐに電話かメールしてみたら」と言われます(笑)。
何か気にかかることがあるのに、行動せず無駄に心配している私。ここから抜け出るきっかけをつくってくれたのが、これからご紹介する「こまつ家版こころ旅」なのです。


1.コミュニケーション旅の始まり

なかなか会えていない人、普段の活動を拝見したい人を中心に、実際に会いに行ってみよ~!!と始動。はじめのころは、火野正平さんの人気番組、本家「こころ旅」を真似て、お手紙(SNSの書き込み)を読み上げた映像をSNSにアップしてからお邪魔したりしていましたが、いつの間にか変化し、「こまつ家版こころ旅」になっていきました。観光地を巡るよりも、人と人とのつながりを大切にした旅のチャレンジです。一例をあげると、いつもイベントで会うけどじっくり話したことがなかったTくんとアポがとれ、金山町をまちあるき。途中にある元地域おこし協力隊が関わる「谷口がっこそば」で近隣のお友だちと食事したり、産直にも寄って見たことのない食材の食べかたを聞いたり、Tくんが子どものころに行ったという模型屋さんを探したりして楽しみました。帰りは鮭川村のお友だちに顔を出してお互いの近況報告。


2.「こまつ家版こころ旅」のやりかた

①まずは、いちばん会いたい人にアポイントをとる。
②途中の会いたい人や行きたい場所をリサーチ。
③(車中泊となる場合もあるので)道の駅・日帰り入浴できる施設の確認。
④相手に気を使わせない、普段の生活に根差したお土産の準備。
⑤前日あたりからSNSに「○○方面へ旅をするので、お近くの方はご連絡ください!」と投稿してみる。
⑥旅の途中経過も、SNSに投稿!助かる情報や新しい出会いがもらえるかも。
⑦コメントやメッセージをしてくれた人に、少しの時間でも寄れたら、寄ってお話をし、記念写真を撮る。
⑧目的地には、必ず宿泊する。
⑨目的地でのスケジュールは決め過ぎず、行った先で聞いたオススメの場所に行ってみる。
⑩宿泊先のご家庭のペースに合わせて就寝、起床。積極的にお手伝い。
⑪SNSに1日目の振り返り投稿、旅が終わったら全体の振り返り投稿をする。です。


3.「こまつ家版こころ旅」の反応

1回目は異常な反響で、県内を2泊3日では周りきれないほどの情報や声がけがありました。後日、うかがえなかったところを山形4地域にわけて巡回訪問。シリーズ化。1年目ははりきりすぎましたが、今年は一人ひとりとゆっくりお話しし、途中で呼んでもらった友だちとの交流が深まってきたように感じます。


4.「こまつ家版こころ旅」みたいなコミュニケーションイベントをやってみたいと思ったあなたへ

こまつさん2


観光というと、名所旧跡を巡ったり、観光地値段の高級な食事をしたり高級旅館に泊まって地酒を飲んでドンチャン騒ぎ…という時代もあったかもしれません。「旅はお金と時間がタップリないと体験できないもの」と諦めている人もいるかと思います。
しかし、ちょっと離れた場所に住んでいる友だちに会いに行き、普段の活動を見せてもらうとか、地元の人向けのお店で食事する、友だちと一緒に晩ごはんをつくるとか、飾らない地域の日常にこそ大切なものがあると、「こまつ家版こころ旅」を通して考えるようになりました。名刺交換しただけの人とも、実際に会いに行くことでどんな環境で活動しているのかも知ることができ、親密度が大幅に上がります。「今度遊びに行くから泊めて!」と言うのは緊張するかもしれませんが、思い切って口に出してみましょう!「お!泊めて欲しいって?嬉しいな」と、何かが変わりはじめますよ。ビバ・ローカル!(了)

こまつさん3

ヤマガタ型ファシリテーションはじめました!

「ファシリテーション」という言葉をご存じだろうか。英語で、促進する、促す、進める、といった意味の言葉で、会議の司会やワークショップ(参加型の場)の進行役など、ファシリテーションの役目を担う人のことを「ファシリテーター」と言う。ともに近年、さまざまな文脈で使われ、急速に知られるようになった言葉だ。
 数年前より、さまざまな分野で「ファシリテーション・スキル」を使って仕事をしていたり、「ワークショップ」という名前で活動の場を開いていたりする人びとが、なんとなーくゆるくつながり知り合うようになり、「ファシリテーション」や「ワークショップ」の話題で話すことも多くなった。

「へえ、そっちではそんなふうにファシリテーションの方法を使ってるんだ」
「うちでは、こんな感じのワークショップを開いてますよ」
「え、そういうのもファシリテーションっていうの?」
「そっか、そういうのもありか。いやあ、勉強になるわぁ」

…などなど、それぞれの文脈のちがいが新鮮で面白いので、いちど話題になるとどこまでも話のネタが尽きない。だったら、いろんな分野でファシリテーションを実践している人たちで、それぞれの知識や技術、実践事例をもちより、ファシリテーションの勉強会をしよう。そんな呼びかけがあり、「いいね、おもしろそうだ」ということで、昨年の春より、毎月1回くらいのペースで、われらが「やまがたファシリテーション・ネットワーク」の活動がスタートした。

 昨年度は1年かけて、メンバーそれぞれが手持ちのワークショップを実演、他のメンバーがそれを参加・体験し、講評を行うという演習形式で、さまざまな分野におけるファシリテーションを学んできた。地域づくり、福祉、市民活動、アート、ファシリテーショングラフィク、会議運営、ブレインストーミングなど、毎回さまざまなテーマをたて学んできたというのも大きいが、何より、メンバーそれぞれが互いの手の内を見せあいながらともに学んでいくというスタイルのなかで、メンバー間にゆるやかな信頼感や安心感のようなものが芽生えてもきたように思う。この仲間といっしょに活動していくんだ、というような。

 そうした1年間を経て、2017年度は、会のミッションを「包摂的な社会づくりに欠かせないファシリテーターを地域の中で増やしていく」(大意)と確定。その目的のもと、山形におけるファシリテーションのリアルな実践例を可視化するべく、7月1日(土)13:30より山形市市民活動支援センターにて、ファシリテーションやワークショップに興味をお持ちの一般の方がた向けに、シンポジウム&ワールドカフェを開催することにした。名づけて「ヤマガタ型ファシリテーション発進!」。

 従来この分野では、中央から有名なファシリテーターを招いて講演、みたいな企画ばかりが横行してきた。しかしその多くは、東京モデルの事例ゆえに地方で実践するにはかなり無理があり、参加者がもち返るのは有名人とお近づきになったぞというステイタスのみ、みたいなのが繰り返されてきたように思う。

それでは意味がない。私たちに必要なのは、山形モデルのファシリテーションであり、そのための具体的なヒントとなる実践事例である。ということで、実際にヤマガタのさまざまな分野で活躍しているファシリテーターのみなさんをパネリストに、事例報告とパネルディスカッションを行うこととした。自分で言うのもなんだが、かなり刺激的なトークイベントになると思う。ぜひご参加してほしい。   (了)

私たちが活動を始めたわけ、続けるわけ。

アルカディオン1

『まどあかり』読者のみなさん、はじめまして。南陽市のご当地ヒーロー「南陽宣隊アルカディオン」を運営するHOPEメンバーの加藤と申します。このたび、貴重な紙面をいただきまして、私たちの活動等について寄稿させていただくこととなりました。拙い文章ではありますが、これから4回、おつきあいいただければと思います。

さて今回は初回ということもありまして、HOPEの自己紹介をしたいと思います。
HOPEは、2008年度に南陽市の「まちづくりアイデアコンペティション」をきっかけに結成されました。とはいえ、まちづくりに特に興味があったというわけではなく、コンペティションの賞金100万円に目がくらんだというのが、参加の大きな理由です。当然ながら、結果は惨敗。しかし、この企画を考えるまでの半年間が私たちの意識を変えました。
週に1回、仕事終わりに顔を合わせては、実のない話を繰り返し、いよいよ企画の提出期限が迫ったころ、次のような会話がなされます。

A「若い人が楽しめるモノ・コトがないから、若者が離れるんでね?んじゃ、若者が楽しめるモノ・コトつくったらいいんじゃね?」
B「んじゃ、みんなが楽しいと思うモノ・コトってなによ?ゲーム?」
A「ん~~」
C「あの~、俺、こうやってみんなと集まっていることが、結構楽しかったりするっす」
この発言をきっかけに「人が集まって交流する場づくり」をテーマとした「あ(遊ぶ)し(しゃべる)た(食べる)の(飲む)場」という企画が誕生したのです。結果は、前述のとおりでしたが、ひとつの結論へたどり着いた満足感と、グループの結束を得た大切な経験でした。このテーマは、HOPEの活動テーマとして現在も継続中であります。
                              
                                   *

さて、賞金はもらえなかったけど、このまま解散ももったいない。次の企画を考える中、「結婚式の余興で子どもにウケた」というだけの理由で浮上したのが、例のご当地ヒーローです。
かくしてヒーローは「南陽宣隊アルカディオン」と名づけられます。名前の由来は、明治期の英国人旅行家イザベラ・バードが、置賜地域を「東洋のアルカディア」と評した(らしい)という記録から拝借。また南陽市をPRしていく心積もりで、南陽「宣」隊の標記としました。

敵キャラの名前は、置賜の方言で不快感を表す「うだで」を当てこんで「ウダデゴドン」、戦闘員は「オッチャグヤロメラ」、悪の軍団は「ズグダ連合軍」(「ずぐだれ」は方言で「なまけもの」などの意味)という感じ。なぜでしょう、こういう話になると、くだらないアイデアが湯水のごとく溢れてまいります。
さぁ、それなりの設定はできた!デザインもいい感じ!というあたりで、根本的な難題と向き合います。そう、お金がありません。

A「どうする?パーティーグッズば改造したDIYで代用する?」
B「いや、こういうのは最初のクオリティが肝心。ちゃんとつくっぺっす」
A「最安値で、なんぼ?」
C「県外の業者だけど、マスクとスーツ込みで20万ってのあるっす!」
A・B「・・・」

結果から言いますと、妥協の二文字を乗り越えました。みんなで自腹を切って、足りないぶんは、業者さんに出世払いに。つくってもらったのもレッドだけ。たった1人の宣隊ヒーローが誕生です。
デビューの舞台は地域の文化祭でしたが、それはもうダメダメ。にもかかわらず、取材された新聞記事には「最終的にはヒーロー8人登場します!」と夢物語を語っています。若さですね。でもこの夢物語が活動のモチベーションとなり、多くの方の支えと声援をいただきながら、1人ずつ増やして、昨年10月、ついに7人目の宣士がデビュー。そして最後の1人も間もなく登場予定です。

                                  *

このようにアルカディオンの活動は「南陽市を元気にすること」が大きな目的ですが、実は自分たちが楽しむため、つながるためのツールであるという見かたもできます。活動を楽しむことで、地域に元気を与え、地域に活かされることで、活動を楽しむ。HOPEは今年で結成10年。この両面性を意識しながら、今年も活動していきたいと思います。(了)

ぬまのひろしの現代民芸研究所 vol.2 ~スタッドレスなサンダルを作ろう~

べとこん

ヤーマン。以前寄稿させていただきました投石紐のつくりかたが謎の極地的大好評をいただきました。ありがとうございます。なるほどそれで喜ばれるなら写真も多いからなんせ俺もえれぇ楽、「現代民芸」としてシリーズ化、してみんとてしてみます。

現代民芸とは僕が勝手に提唱している概念なのですが、

・現代の誰もが手に入る素材と使える技術で
・古人の設計思想を踏襲してつくる
・誰でもつくれて小銭にできる手工業製品 のこと。

今回はその中でも、この季節にぴったりの「スタッドレスサンダル」をご紹介したいと思います。
南ベトナム解放戦線(俗称:ベトコン)の「ベトコンサンダル」やタラウマラ族の「ワラーチ」――知らない人は検索してみてね――を現代山形人がつくったらこうなるぞという、素足感覚で猛ダッシュできる超高機能サンダルで、メル○リあたりで売れば2000~3000円。見た目もかなりワイルドかわいいので、気になる彼のサイゴンも陥落しちゃうゾ☆

じゃ、つくりましょ。
必要なものは、タイヤ、カッター、ペンチ、紙、ペン、皮ポンチ、紐、以上。
ぬまのさん1

まずは、タイヤもってきます。

ぬまのさん2

タイヤにはメッシュ状の金属が入っているので、それの外側のゴムを今から剥きます。
まずカッターで縦に切り込みを入れます。金属に刃先が当たるガリガリという音が聞こえればOK、そのまま一周します。反対側も同じように。

ぬまのさん3

今度は横に、刃を斜めに入れ、メッシュに当たったらそこから剥き始めます。
メッシュとゴムのキワをカッターで細かく切っていく感じで。

ぬまのさん4

ぬまのさん5無題

初めはペンチで。進んできたら手で。 刃をこまめに替えながらひたすらガリガリと剥いてください。刃を惜しまないのがコツ。

ぬまのさん6

剥けました。手、大丈夫ですか?
あと楽ですから。

ぬまのさん7

ぬまのさん8

ぬまのさん9無題

足型とります。

型を切って、
ゴムに写し、
カッターで切ります。

ぬまのさん10

ぬまのさん11



親指と人差し指の間、土踏まずの両サイドに皮ポンチで穴を開けます。 紐を通して、足に合わせて結び目をつくります(「ワラーチ結びかた」などで検索)。

ぬまのさん12


ここでつくった結び目はもうほどきません。
次からはスリップオンで、内ズック(←山形)のようにスルリと履くので、ここでしっくりくるまで調整しましょう。

完成。

自分でいうのもなんですが、もう靴下とかビー サンとか履いてらんないほどにとっても「やんべ」ですので、ぜひ頑張ってつくってみてくださいね。



メンドクセと言う人は僕からお金で買うこともできますのでよろしく。せば。

野生動物のこと、知っていますか?

続きを読む

6年目の未知の道草

あーと1


最近、巷では「〇〇プロジェクト」という名前がつく活動がたくさんある。なんと、私が所属している「天童アートロードプロジェクト」(以下、アートロード)の団体名にもバッチリその文字が入っている。なんだか壮大な計画を実行しているような気にもなるが、そもそも「プロジェクト」の語源は「前方にむかって投げ出す」ということらしく、「実際にやってみないとどうなるかわからないよね!」という意味合いも含まれていると考えている。


アートロードは、2012年からスタートした団体だ。若手アーティストや地域の方とともに、天童美術館での展覧会やワークショップを開催している。活動当初は、「アートと地域の新しい関係性を構築する」ことを目指して、「天童駅・天童市美術館・田麦野地区をアートでつなぐ」ことを具体的な目標に、3年間実験的に活動してみるということからスタートした。(だから「アートロード」。)

1年目は、大きなねらいはあっても、具体的にどう動いていいか分からず悶絶していた。道路に作品を設置するための手続きが大変すぎて挫折したり、美術館を飛び出してワークショップを開催したりと無我夢中でやっていた。しかし、今にして思えば、美術館の方や周囲の大人の方たちに支えられ、目指すべき大きな方向性を指示してもらっていたのだと思う。そのおかげで、3年目には天童市美術館の1階のすべての展示室で展覧会を開催し、大勢の方に来ていただくことができた。3年目の展覧会が終わったとき、私は当初目標にしていた「美術館と他の場所をつなぐ」ことができなかったことを悔やんでいた。私の中で、そのことは計画を実行できなかった「失敗」として位置付けられていた。しかし、美術館の館長さんから「大きな方向性に向かって試行錯誤する中で生まれたカタチが大切なんだ」という言葉をかけてもらい、上手くいかなかったことも認めていいんだ、もっと楽しんでいいんだと、気持ちが楽になったことを覚えている。

あーと2

また、活動5年目にあたる2016年には、これまでの活動内容や考えかたをまとめた冊子『道草のすすめ』を製作した。これまでのたくさんの活動経験をもとにして、自分たちのねらいや実際やってみた結果どんな意味があったのかを整理する機会になった。そのおかげで、自分たちの言葉でアートロードのことを語れるようになってきた気がする。活動しっぱなしではなく、ふりかえることも大事なことなのだ。

あーと3

そして、2017年の今年は6年目の活動になる。昨年、冊子をつくったことで自分の中でとても達成感があった。目指すべき大きな方向性は変わらないが、これから新たな目標をかかげるステージに入ったのかもしれない。それは参加している地域の方の反応からも感じる。地域の方が初めてアートロードに参加されるとき、作品や活動を公の場に展示したことがない方がほとんどなのだが、展覧会やワークショップを経験するうちに、自ら展示方法を考え、さらにはこんな活動してみたい、と私たちのアイディアを軽く超えるアイディアを出してくれる。

これまで、地域の方とは展覧会に出展する作品について話しあいをしてきたが、今年は活動全体の運営や内容について、絵描き、主婦、商店経営者などひとりひとり視点から疑問や新しい可能性についてざっくばらんに話し合う機会をたくさんつくろうと考えている。まさに未知の世界だ!
「メンバーをどんどん増やして、規模を大きくする!」と右肩上がりに成長する活動ではないけれど、どうなるかわからないことのスリルやワクワクを、これからもじっくり楽しみたい。

アニソンクラウド-S

あにくらS



5月20日(土)、酒田市のアニソンDJ’s BAR 「S-planet(エスプラネット)」で開催された「アニソンクラウド-S」に参加してきました。
 「S-planet」は「庄内をアニソンで盛り上げる!」というコンセプトの元、アニソン系DJイベントを中心に各種音楽系のイベントや誕生日パーティー、ゲーム大会、映像・音楽鑑賞など様々なイベントを企画・実行。サブカル好きが集える拠点を目指し活動している団体です。
 そして今回編集部が参加した「アニソンクラウド-S」は、アニソンを中心に様々な楽曲をノンストップで次々と流していくDJイベント。参加者は知っている曲があれば歌うもよし、踊るもよし。当日は県内外から著名なDJの方々をゲストに迎え、「S-planet」のフロアは大変な盛り上がりを見せていました。
(文責:大原克彰)

あにくらs2


会場内にはアニメキャラのポスターやフィギュアなどが飾られており、アニメ好きにはたまらない空間になっています。ドアを開け、会場に入ると受付があり、この団体のオーナー、イツッキーの愛称で親しまれている斎宮征博さんが出迎えてくれました。
会場内でかかっていたのは、スキマスイッチや奥田民生、ボーカロイド、紅白歌合戦で西川貴教さんと水樹奈々がデュエットしたことでも有名な、「Sound Horizon」というユニットの楽曲など、有名どころからコアな部分まで様々な曲がかかっており、イベントの参加者たちは大盛り上がりでした。
このイベントにはコスプレ割というものがあったので、コスプレをしている人もいました。自分のしているコスプレや好きな曲が流れると最前列にダッシュしていく参加者や、常に前にいて曲を聴いている参加者、後ろの方でソファーに座ってゆったりしながら曲を聴く参加者もいたりと、それぞれが自由な過ごし方をしていました。
DJ陣もパフォーマンスが面白く、酒をもっと飲ませてくれ!とフロアに呼びかけたり、曲の合間にMCを挟んでくれたりなど、会場にいる人々を様々な形で巻き込みながら盛り上げていました。その様子をUstreamで配信したりなど、盛り上げ方も手が込んでいました。
このイベントに参加してみて、これも一つのサブカルをテーマにした居場所になっているのではないだろうかと感じました。
(文責:宍戸浩介)

一箱古本市@山形

古本市1

5月5日(金・祝)、山形市の山形まなび館にて「一箱古本市@山形」が開催されました。「一箱古本市」とは、ひとり段ボール一箱ほどのスペースで古本を販売するイベントで、出店料500円を支払えば誰でもブースを出すことができます。店名や本の価格も出店者さんが自由に決められるとのことで、ちょっとした本屋さん気分が味わえそうです。このイベントは2005年に東京の「不忍ブックストリート」で始まり、これを参考に山形でも7年前から定期的に行われるようになりました。当日は筆者(大原)も「ぷらっとほーむ」のメンバーたちと一般参加。出店者の方々と本を通して楽しく交流してきました。今回はその時の模様を皆さんにお伝えします。
 筆者たちがまなび館に到着すると、前庭には既にたくさんの出店者さんたちのブースが立ち並んでいました。お客さんも老若男女問わず、多くの人たちで賑わっています。さっそく筆者たちもメンバーのみんなと会場を回ってみます。ブースに置かれている古本は文庫・単行本だけでなく、絵本、マンガ、雑誌など多岐に渡り、お店のレイアウトなども出店者さんごとにまちまち。それ故、一軒一軒新鮮な気持ちでブースを見て回ることが出来ました。

古本市2
 


また、山形市で活動している読書サークル「山形読書会~Yamagata Reading Club~」の主催者・細矢江里さんもブースを設けていたので、ご挨拶を兼ねてお邪魔させていただきました。
 細矢さんは「わたしの家の古書棚」という店名で出店。一家揃って読書好きという細矢さんは、自宅の古書棚から集めてきた小説やエッセイなどを、三角屋根のついた可愛らしい本棚に収納して販売していました。その中で面白そうな本や知っている本が売られていれば、それを介して細矢さんと楽しく本談議。古本を買うだけでなく、こうしてお店の方とまったり交流できるのも、この古本市の魅力だなと思いました。
 ただの買い物に留まらず、本を通して様々な世代の人々とつながることが出来る「一箱古本市」。今度は筆者もぜひ出店者側で参加したいと思いました。

<一箱古本市@山形>
 Twitter→@futahako
ブログ→http://bookyamagata.jugem.jp/
 (文責:大原克彰)

まったりマルシェ


まったり1


4月23日(土)、寒河江市の最上川ふるさと公園のセンターハウス内で開催された「まったりマルシェ」。午前10時から午後4時まで行われ、その間は誰でも出入り自由。当日はハンドメイド、ワークショップ、飲食店など様々なブースが設けられ、たくさんの参加者で賑わっていました。今回は『まどあかり』編集部もこちらのイベントに参加してきたので、その模様をレポート形式でご紹介します。

●「ゆず丸工房」パステル画ワークショップ

まったり2
マルシェ中央部にあった、上山を中心に活動している「ゆず丸工房」さんでパステル画WSをしてきました。
さくらんぼ・イルカ・ひよこの3種類の絵の中から描きたいものを選んで教えていただきます。描く物も、ポストカード・うちわ・トートバッグの3種類ありました。筆者はうちわに、ひよこでチャレンジ!パステルを削って粉にしてから、指で紙にぬっていきます。余分な粉をはたいてもらうと想像以上にふんわりとやわらかい印象に仕上がりました。消しゴムを使って光を入れる方法も教わりました。お昼を食べる間も無く参加者の対応をされていた「ゆず丸工房」のみたきさん。お客さんで大変にぎわっていました。(文責:鈴木晴菜)

●お茶の福田園(カフェフクダエン

まったり3

新庄市で活動されている「お茶の福田園(カフェフクダエン)」さんがブースを出店していたので、お邪魔させていただきました。  
店主を務める福田真さんにご挨拶したのち、筆者(大原)は「抹茶ラテ」を注文。福田さんは注文の品を作っている間も筆者に気さくに話しかけてくれるなど、温かいお人柄を感じさせます。もちろん筆者のみならず、来てくれたお客さん一人ひとりにそのような丁寧な対応をされている福田さん。いただいた「抹茶ラテ」が美味しかったのはもちろんですが、それ以上にお茶を介して交流する時間も非常に味わい深いものがありました。(文責:大原克彰)

まったりマルシェ facebook〉
https://www.facebook.com/mattari.mattari/
プロフィール

ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部

Author:ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部
山形市にある「NPOぷらっとほーむ」の〈若者の居場所づくり活動支援事業〉のブログです。
山形県内各地で活動している若者団体や個人のインタビュー、イベント情報や参加レポートなどを随時更新していきます。

2016年度の本事業は、〈一般財団法人 人間塾〉の助成を受けて取組んでいるものです。
〈一般財団法人 人間塾〉

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
その他カテゴリ
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
まどあかりカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR