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とびしまクリーンツーリズム

とびしま

去る9月18日、編集部2名が〈とびしまクリーンツーリズム〉に参加してきました。
これは、山形県環境エネルギー部循環型社会推進課が主催し、庄内で主に環境保全活動に取組む「NPO法人パートナーシップオフィス」が企画したもので、参加者が1泊2日で酒田市飛島へ行き、清掃活動や座学を通して海ごみについて学ぶと共に、色々な島文化を体験するツアーです。
「海ごみ問題について、若い世代に関心を持ってほしい」との思いで、春から夏にかけて、親子向け、学生向け、企業向けのプランが多数企画されました。
私たちはその中の学生向けプランに参加し、山形大学と東北芸術工科大学の学生さんたちと行動を共にしました。
 
当日早朝、酒田港を目指し山形市を出発。天気は晴れ。
初めて行く飛島への期待に胸膨らませ向かった一行でしたが、なんと強風のため、飛島行きのフェリーが欠航になってしまいました…。
 「残念だけど仕方がない!」
気持ちを切り替え、荒天時の日帰りプログラムに臨むことに。
まずは酒田海洋センターへ移動し、座学研修を受けました。
NPO法人パートナーシップオフィス」の佐藤氏、全国的に海ごみの活動を行っている「一般社団法人JEAN」の亀山氏が、それぞれ海ごみ問題について講義をしました。
 
印象に残ったのは、海岸に漂着するごみの7〜8割りは陸で出され、川を通って海に流れ出たもので、日本海岸に漂着するのは国内からのごみがほとんどだということ。
日本のごみはハワイやアメリカにたくさん流れ着いていること。
多いのが微細なプラスチックごみで、太陽からの紫外線で目に見えないほど小さく分解すると、環境ホルモンを吸着すること。これらが大量に溶けている海で泳ぐ魚を私たちは食べ、化学物質を体内に蓄積していっていること。
ごみ箱の先のことは、みんな関心がないが、いずれ自分に返ってくるし、自分の子どもたとの世代に影響が出るかもしれない。
だから、若い世代に知ってもらう活動に力を入れているということでした。
他にも、ダイバー達による水中ゴミ回収や藻場保全活動、干潟再生事業、飛島クリーンアップ作戦などが紹介されました。
また、「とびしま漁村文化研究会」代表の岸本氏による「飛島学」の講義では、映像を交えて島の動植物や文化、歴史、漂着伝説について学び、より一層飛島への興味が湧きました。
 
昼食後、バスで赤川河口へ移動し、海ごみの実態を視察。
ペットボトルやプラスチックごみが多く、書いてある文字を見るとほとんどが日本語でした。コンビニのビニル袋は、転がる内にこすれて静電気が起きて植物の種がつき、それが風に運ばれた場所では、外来種が広まって生態系が崩れているそうです。
 
最後に、新しくなった加茂水族館へ。
楽しく見学しながらも、自分の生活と繋がっている海、そこで生きる生き物に思いを馳せ、自分には何ができるのかを考えずにはいられませんでした。

あっという間でしたが、濃厚な一日でした。
自分がいかにごみについて思考停止して生活していたかを痛感し、まずは知ること、仲間と語ること、ごみの減量から始めようと思いました。
そして今回は残念ながら飛島へ行けなかったので、いつか必ず行きたいです。
ここ数年、若い人たちが少しずつIUターンしていて、島の魅力を発信する活動に取組んでいるそうなので、彼らに会ってみたいと強く思いました。

NPO法人パートナーシップオフィス
http://npo-po.net/


(文責:黄木可也子)

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プロフィール

ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部

Author:ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部
山形市にある「NPOぷらっとほーむ」の〈若者の居場所づくり活動支援事業〉のブログです。
山形県内各地で活動している若者団体や個人のインタビュー、イベント情報や参加レポートなどを随時更新していきます。

2016年度の本事業は、〈一般財団法人 人間塾〉の助成を受けて取組んでいるものです。
〈一般財団法人 人間塾〉

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