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PoF山形 代表 なつみ さん (聞き手:大原克彰)

安保法案の強行採決をはじめ、現政権の行いに対し危機感を覚えた山形の高校生たちによって結成されたグループ「PoF山形」。
県内各地で開催されているデモや集会に参加するなど、精力的に活動しています。そんな「PoF山形」に『まどあかり』編集部がインタビュー。代表のなつみさんから、 団体の発足した経緯や活動に対する思い、抱えている課題などを伺ってきました。

●「PoF山形」とは

――「PoF山形」とはどんな団体ですか?

PoF山形」は「Peace of Future山形」の略で、平和な未来を自分たちでつくるためにできた学生団体です。というのも、昨年に成立した安保法制などは、わたしたち若い世代にとっても将来の生活や権利に深く関わってくる法律だと思い、将来に対して危機感を覚えたのがきっかけで、こうした団体をたちあげました。
設立は昨年の11月で、現在は県内各地の高校生10名程度が所属しています。元々、たちあげた当初は「平和な未来を創る山形学生の会」という名称でしたが、少し覚えづらく固いイメージがあったので、メンバー間で話し合い「PoF山形」という名称に変更。以降、デモや集会などに参加しスピーチを行ったり、SNSなどで安保法制に関する情報を発信したりしています。


――なつみさん自身は、以前から政治に関心があったのですか?

いえ、前からそんなに関心があったわけではないですね。ただ、高校に入学して奨学金などの制度を調べていくうちに、政治にも興味をもつようになっていきました。


●自分らの手で団体を

――団体をたちあげた経緯について詳しく教えてください。

 安保法案に関するデモに行ったことや、政治について、自分の思ったことなどをTwitterやLINEといったSNSに投稿していたら友人たちから反応がありまして。
「PoF山形」をたちあげる前は、個人か、あるいは友人といっしょに県内外のデモなどに参加していたんです。
例えば、去年の8月に行われた仙台での「SEALDs TOHOKU」主催のデモや、翌月に山形県内で行われた「安保法案に反対する緊急山形アクション」。
SNS上で「今日はこんなデモに行ってきたよ」って話をしたら「その話、もう少し詳しく聞かせてほしい」といったコメントをもらったりして。
そんな感じで、SNS上で安保法案やデモに興味のあるメンバーたちとやりとりしていく内に「自分たちも『SEALDs』のような団体をつくろう」という流れになっていきました。


●多くの人たちに自分たちのことを知ってもらいたい

ぽふ2


――団体をたちあげるというのはとても大変な上、いろいろな不安もあったんじゃないかと思います。そのあたりはいかがでしょう?

そうですね。「こういうことをやりたいんだけど」と、相談できる人もなかなか身近にいなくて。そのあたりは大変でした。けど、SNS上で同じ志をもつ仲間もいたし、幸いにもその中にはわたしと同じ高校の友人もいたので、直接会って話すこともできました。そのおかげで、たちあげは比較的スムーズにいきました。

――なるほど。では、実際に活動してみて見えてきた課題などはありますか?

 本来であれば先ほど言った「SEALDs」のようにデモを企画するとか、そういうこともやりたいんですど、ほとんどのメンバーは高校もバラバラでスケジュールを合わせるのも難しく、なかなか思ったように行動できていないというのが実状です。やはりみんな学業もあるわけですし。足並みを揃えて何かするのがけっこう大変ですね。その代わり、直接は会えなくてもSkypeやグループLINEなどを通して交流したり、議論したりできる時間を何とかつくっています。
できれば大学生など、高校生以外のメンバーにも入ってもらえばいいのですが、なかなかメンバーが集まらないというのも悩みどころです。なので、もう少し「PoF山形」の活動を多くの人――特に同世代――に知ってもらいたいという思いはあります。


18歳選挙権について

――今後の展望などはありますか?

わたしたちは安保法の白紙撤回を求めているので、大事になってくるのはこの夏の参院選だと思っています。市民の声を無視し続けるいまの政権を止めるのが「PoF山形」の目標ですので、わたしたちの考えに近い政治家さんを積極的に応援していくつもりです。
また、今回から選挙年齢が「18歳以上」に引き下げられるので、若い世代の人たちにも選挙に行ってほしい、という思いもあります。わたし自身は18歳未満なのでまだ選挙には行けませんが、中には18歳になった同級生もいますので、一人でも多く政治に興味をもってほしいです。


――若い世代の人びとに政治に興味をもってもらうために、なつみさん自身は何かとりくんでいることはありますか?

SNSでの政治に関する情報発信はもちろん、日常の会話の中でも少し政治の話をもりこんでみるなど、できる範囲でいろいろと工夫はしてみています。

――確かに、日常の会話で進んで政治の話ってあんまりしないですよね。

はい。政治の話をすると重苦しい雰囲気になるというか。もっと政治の話を自然とできるような社会にしたいな、と思います。だからこそ、まずは自分から率先して活動していきたいです。

――ありがとうございました。

ぽふ3



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プロフィール

ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部

Author:ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部
山形市にある「NPOぷらっとほーむ」の〈若者の居場所づくり活動支援事業〉のブログです。
山形県内各地で活動している若者団体や個人のインタビュー、イベント情報や参加レポートなどを随時更新していきます。

2016年度の本事業は、〈一般財団法人 人間塾〉の助成を受けて取組んでいるものです。
〈一般財団法人 人間塾〉

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