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芸工大卒展・スタディツアー

芸工大卒展①

2月10日(火)から15日(日)までの6日間、東北芸術工科大学(以下、芸工大)にて卒業/修了研究・制作展が行われました。
展示は10時~17時まで行われ、入場は無料。
連日多くの見学者で賑わいました。
そこで今回は編集部が参加した2月11、14、15日の様子をまとめ、「芸工大卒展・スタディツアー」と題して皆さまにお伝えしていきます。

まずは編集部が芸術学部の展示を見学した際の様子からご報告。
芸工大の学部は大きく分けて2つ存在します。絵や彫刻、工芸などのアートを専攻する芸術学部。
それから建築や映像、商品開発といったメディア・デザイン関係を専攻するデザイン工学部です。
芸術学部は三角屋根が特徴の本館から南側に位置する研究・実習棟を中心に展示が行われていました。
さっそく見学に立ち寄ってみると、そこには壁一面を使った絵画や版画の展示が。
色鮮やかな作品の数々。
見ているだけで楽しくなってきます。
中には卒業生が自身の作品の脇に立ち、訪れたお客さんに対して作品の解説を熱心に行っている姿が印象的でした。

工芸コースの展示スペースでは漆を使ったスマホのケースカバーなど、若い世代と伝統工芸品の距離を近づけようと試みる作品も見られ、とても斬新。既成概念にとらわれない柔軟な発想が、さすが芸工大生です。

また、本館の2階では文芸学科の展示が行われていました。
文芸は2011年度に美術科内に設立された、ライティングや編集を中心に学ぶ学科です。
今年が初めての卒展となる文芸学科は、展示と同時にカフェを運営。まったりお茶しながら卒業生たちが制作した小説などの本・冊子を読める工夫がなされていました。まるで喫茶店で本を読んでいるような気分になれて面白い。落ち着いたアットホームな雰囲気で、ついつい長居したくなってしまうような展示スペースでした。

芸工大卒展②


そしてデザイン工学部は芸術学部と反対方向の北側に研究・実習棟を構えており、編集部が訪れてみると、そこでは卒業生たちの4年間の学びの成果が論文や模型、映像など様々な方法で展示されていました。

中には学生が気軽に集まれる中心市街地構想や、独立して働く個人同士が共有できる仕事場(コワーキング・スペース)など、若者が生活しやすい街づくりの研究成果もいくつか展示されており、編集部にとって大いに興味を引かれる発案も。お客さんたちも、学生が提案する画期的なアイディアの数々に魅了されている様子でした。

さらに、本館1階では今年度デザイン工学部内に新設されたばかりのコミュニティデザイン学科の1期生の方々が、学科紹介を兼ねた展示を行っていました。
この学科はコミュニティデザイナーの山崎亮さんが学科長に就任されたことでも話題になりましたね。

コミュニティデザインは、地域をフィールドワークして作成した地域紹介の冊子など、1年間の授業の成果を展示。
1期生は「自分たちの住んでいる地域を密に取材することで、日常の様々な箇所に学びがあることを発見できた。今後ともさらに視野を広げて活動していきたい」とおっしゃっていました。

会期中は常設展示のほかにも、1日限りのイベントなどを実施。
編集部が参加した14日にはアトリエ棟にて美術科の学生が楽器での演奏とダンス、詩の朗読を組み合わせたパフォーマンスを行いました。
それまで静かだった展示スペースに突如として鳴り響く大音量に編集部もお客さんも圧倒されっぱなし! 大迫力のパフォーマンスに、非日常へ放り込まれたような衝撃を受けました。

会場ではどの学科の卒業生たちも4年間で蓄積された力を遺憾なく発揮しており、みんなのモノづくりに対する情熱がひしひしと伝わってきました。
若者ならではの視点から生まれた作品はどれも魅力的で、見学する側もとても楽しく、全体的にも非常に活気に満ち溢れた素敵な卒業展示だったと思います。 

(文責:大原 克彰)
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ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部

Author:ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部
山形市にある「NPOぷらっとほーむ」の〈若者の居場所づくり活動支援事業〉のブログです。
山形県内各地で活動している若者団体や個人のインタビュー、イベント情報や参加レポートなどを随時更新していきます。

2016年度の本事業は、〈一般財団法人 人間塾〉の助成を受けて取組んでいるものです。
〈一般財団法人 人間塾〉

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