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やまがたNPO 活動促進大会

そくしんたいかい

11月11日(金)、ホテルメトロポリタン山形にて「やまがたNPO活動促進大会」(以下、「NPO大会」と略記)が行われました。この会は、県内各地のNPOによる活動内容の発表や県民活動に関するセミナーなどを通し、県民にNPO活動への関心を持ってもらい、参加を促すことを目的に毎年開催されているイベントです。

NPO大会」は細谷副知事の挨拶から始まり、続いてプログラムの第一部「2016年やまがた公益大賞」の授賞式がありました。これは団体や企業がとりくむ公益活動で大きな成果を収めた活動を表彰するもので、山形市末広地区にて、イベントなどを通し住民が世代をこえてつながれる場づくりを行っている「あいらぶ末広 楽市楽茶」や、新庄市の旧蚕糸試験所(新庄市エコロジーガーデン)でマルシェや芸術祭を開催し、地域の交流拡大に努めている「新庄市エコロジーガーデン交流拡大プロジェクト」など全5団体が授賞。県内あちこちで地域住民の交流活動が活発に行われていることを知れると同時に、逆にいえば現代はそうした場を設けなければならないくらい多世代間の交流が希薄になっているという課題が見えてくる授賞式でした。

 第二部は「県民活動推進セミナー」ということで、東北公益文科大学の特任講師の青木孝弘氏による「NPO・企業・行政等の連携による新たな社会の創生」と題したセミナーが行われました。 

近年、地方衰退が問題視されていますが、青木氏はこの問題に対し、これからは産業界や行政機関、大学、地域は垣根をつくらず多様なつながりをもつことが大切だといいます。実は民間と行政の連携は90年代末あたりから重要視されていましたが、それはあくまで活動領域ごとに縦割りのつながりしかなく――例えば農業と観光協会の連携、行政のまちづくり担当部局と地域の連携というように――横のつながりがほぼない状態でした。しかし、組織の高齢化や縮小化など、そろそろ縦割りの関係にも限界が来ていることを青木氏は指摘します。各団体もっと広域に、もっと多様なつながりをつくることが新たな社会創生につながる。青木氏のお話を伺って、自分の周りにはどんな地域資源が存在するのか、視野を広くもって活動することの大切さを再認識させられました。

引き続き第三部は、平成27年度に「やまがた社会貢献基金」を活用して行った事業の成果報告会です。山形県無形民俗文化財にも指定されている民俗芸能・仁田山獅子踊の技術継承と未来の担い手育成事業を行う新庄市の「仁田山獅子踊保存会」や、酒田市にて県内外の大学生を対象とした海洋ごみ問題に関わる啓発・交流活動を行う「NPO法人パートナーシップオフィス」など、全6団体が発表。伝統や環境問題、自分の知らない多彩な分野の活動団体のお話を聞けるのはよい刺激となりました。

第四部は交流会。おおよそ40分、参加者どうしでざっくばらんに交流できる時間が設けられていたので、筆者は同じく会場に来ていた米沢の「NPO法人With優」の方と交流し、近況を報告し合いました。時間が少し短かったために、充分いろいろな方と交流できなかったのが少々心残りです。

「NPO大会」を通し、自分の知らない団体の活動内容などを知ることもできて非常に有意義な時間をすごせました。しかし、県内にはまだまだ知られていない団体や活動がたくさんあるはず。活動の規模など関係なく、そうした人びとや場所を今後『まどあかり』(文責:大原克彰)
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プロフィール

ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部

Author:ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部
山形市にある「NPOぷらっとほーむ」の〈若者の居場所づくり活動支援事業〉のブログです。
山形県内各地で活動している若者団体や個人のインタビュー、イベント情報や参加レポートなどを随時更新していきます。

2016年度の本事業は、〈一般財団法人 人間塾〉の助成を受けて取組んでいるものです。
〈一般財団法人 人間塾〉

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