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「野火」 塚本晋也監督トーク付き上映@フォーラム山形



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11月4日(土)、山形市フォーラム山形にて「野火」塚本晋也監督トーク付き上映が行われました。
 「野火」は作家・大岡昇平のフィリピンでの戦争体験を基に書かれた同名小説を塚本晋也監督が映画化したもので、2015年に劇場公開されました。以降、戦争を知らないもっと多くの若い世代にこの作品を観てもらいたいという思いから「塚本晋也、皆さんに会いに行きます!プロジェクト」と題した全国キャンペーンを実施。塚本監督自ら、全国の映画館を周り「野火」の上映活動を精力的に行っています。
 フォーラム山形での上映は昨年に引き続き今回が2回目。今年は「ぷらっとほーむ」もこの活動に協力し、前売券の普及をはじめ、当日に向けての準備・関連企画が進められました。以下は、「野火」塚本晋也監督トーク付き上映とその関連企画の記録です。

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◆「野火」事前学習会
 映画の上映に先がけて、「ぷらっとほーむ」では「野火 事前学習会(以下、事前学習会と略記)」が9月29日から10月27日にかけて、毎週金曜日に行われ、フリースペースに集う若者が中心となって参加しました(全5回)。
 1回目の学習会では「野火」を鑑賞するにあたり、映画について、あるいはそれに関連する事柄で知りたいことを参加者同士で出し合い、今後の「事前学習会」の予定を組んでいきました。その1回目で決まった内容に沿い、2回目は「70年前の戦争」をテーマに、日本が経験した戦争について振り返りました。3回目は「北朝鮮」というテーマで、最近よくニュースでも耳にする北朝鮮という国について、その歴史や諸外国との関係性などについて学びました。4回目のテーマは「ファシズム」。ナチス・ドイツを例に「ファシズム」とはどのような政治なのか、また、どうして「ファシズム」が誕生したのか、その背景を探りました。そして最終回となる5回目の「事前学習会」は「現在の日本」をテーマに、10月22日(土)に行われた衆議院選挙の結果について、参加者同士でざっくばらんに語り合いました。
 全5回の「事前学習会」を通し、今の日本の置かれている状況がいかに戦前の日本に近いかを知り、とても恐ろしい気持ちになったと同時に、自分たち国民の政治に対する無関心さがこうした状況を作り出しているのだと知りました。

◆「野火」塚本晋也監督トーク付き上映 当日
 「野火」塚本晋也監督トーク付き上映は、当日多くの来場者で賑わいました。
 映画は、第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島を舞台に、塚本晋也監督自ら演じる主人公・田村一等兵の悲惨な戦争体験が描かれます。アメリカ軍の攻撃だけでなく、食糧も不足し、強烈な飢えに苦しむ田村一等兵ら日本の兵士たち。極限の状態に置かれた彼らの運命はどうなってしまうのか。戦争の恐ろしさを肌感覚で実感できるような、圧倒的内容の作品でした。
 上映後にトークショーということで、塚本晋也監督と「ぷらっとほーむ」共同代表の松井愛さんがステージに登壇。塚本監督からは、この映画に対する想いや制作に至るまでの道のりなど、松井さんからは、過去3回にわたってドキュメンタリー映画「ひめゆり」を自主上映してきた立場から、どうやって若い世代にこうした映画を届けられるか、それぞれお話いただきました。
塚本監督は高校時代に「野火」の原作小説と出会い「いつかこの作品を映画にしたい」と心に決めていたそう。そして2011年の東日本震災や原発事故に端を発する社会情勢の急速な変化、将来への危機感などから、本格的に「野火」の製作に着手し始めたのだそうです。長年温めていた作品だけに、そのこだわりは細部にまで至り、実際にロケをフィリピンで行ったり、戦争の悲惨さを表現するため、あえて積極的に残酷なシーンを取り入れたりしたそうです。
 松井さんは、会場にいる皆さんが、家族や友達、誰か一人をここに連れてくれば、それだけで今の倍の人数が集まることになる。地道けれど、一人ひとりがそうやって日常の中で色んな人を巻き込んでいくことによって、運動というものは徐々に大きくなっていくと語りました。
 将来を良くするも良くするも悪くするも、市民一人ひとりの行動次第。今回の上映会は、市民活動について考える・学ぶ貴重な機会となりました。
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「マルイシ工作室」上半期活動報告!

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みなさんにとって、2017年はどんな年でしたか? 私は、年の初めはのんびりしていたのに、新しいことに挑戦しすぎて(!?)、あっという間に季節が過ぎ去っていった1年でした。秋号の『まどあかり』では、自分の地元である中山町でスタートした「マルイシ工作室」という活動について書かせていただきました。今回は、怒涛の1年の活動を通して、感じたこと・考えたことを、つらつらと書いていきたいと思います。
マルイシ工作室」とは、『中山町って本当に何もないの!?』を合言葉に、中山町でしか出会えない人や物に出会うきっかけをつく
り、マチを再発見してもらおうという企画です。8月から、月に1度のペースで活動を行ってきました。これまでの活動で一番印象的だったのは、11月に行った「カヤカリでまるっとハウスをつくろう!」です。今は、家を建てるとしたら業者に依頼するのが「あたりまえ」です。家だけでなく、自分の暮らしに必要なものは、自分でも理解しきれないものに頼らないと成り立たない世の中になっています。今回は、茅葺職人の高橋さんを講師にお呼びして、カヤ(ススキやヨシなどの植物の総称)を使って家の屋根を作っていたことを体感してもらう活動を行いました。

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中山町豊田地区にある沼の倉りんご団地。この場所でリンゴ作りを辞めた方の畑に、たくさんのススキが生えていて、今回はその場所をお借りしました。自分でカマを使ってススキを刈り、縄で束ねて、柱にくくりつける、みんなで協力して作業すれば、自分を包んでしまうような大きなものも作れるのです。(「まるっとハウス」はイベント用に制作したので簡易的なものです。)そのことを体感すると「なんとかなるんだな」という、なんともいえない安堵感を感じました。それと同時に、1世代前の方たちは、自分の身の回りの自然を生活に生かすことを「あたりまえ」に感じていたし、そのスキルを持っていたんだなと、参加者の方と話し合う機会になりました。
 どの活動も得るものがたくさんあり個人的には大満足! なのですが、考えなければならないことも山ほど出てきました。それは運営面です。
ひとつは、運営費について。「マルイシ工作室」では、参加する子どもたちが自分で「やってみたい!」と思ったら気軽に参加できるような場でありたいと考えて、運営しています。なので、参加費は500円のワンコインに設定しています。ですが、こういった場をつくりあげるためには、スタッフ間で何度も打ち合わせをしたり、たくさんの手間暇がかかっています。運営側にも、人件費までいかなくても打ち合わせに使う交通費程度でも確保されれば…と考えています。「ボランティア精神」も度が過ぎると運営側が疲れ果ててしまいます。今回の活動は、中山町の補助金を活用していて、材料費や広報費など大変ありがたく活用させてもらっています。ですが、補助金の中には「運営側の人件費は対象にならない」ものもあります。補助金ばかり頼ってはいられませんし、よくわかります。そういった点をどう考え、運営しているのか、『まどあかり』に記事を掲載している諸先輩たちから学びたいです。
 もうひとつは、お手伝いしてくれる人たちとの関わりについてです。スタッフとして参加する人にとって、何を得たいのかは実はひとりひとり違っています。人と関わる楽しさなのか、働いた分のお金なのか、そういった面を整理してきちんと提示できるようにしたいと考えています。
ワークショップという活動は、多くの人に参加してもらう分、多くの人の協力がなければ成立しません。その場で活動するプレイヤーとしてだけではなく、コーディネーターの視点、マネジメントの視点など、いくつもの視点で働きかけていかないといけないんだなと改めて考えた1年でした。(了)

イシザワエリ
新しい活動をするたびに音楽聞きながら準備しています。オススメ音楽あったら教えてください。2018年3月まで、中山町でのワークショップを開催していますので、ぜひご参加ください。

マルイシ工作室(Face Book)
https://www.facebook.com/maruishi.kousakushitu/
◆イシザワエリの活動日記(ブログ)
http://ishizawasaketen.blog74.fc2.com/

平成29年度 やまがたNPO活動促進大会

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11月28日(火)にホテルメトロポリタン山形にて「平成29年度やまがたNPO活動促進大会」が行なわれました。山形市内外から今年も様々な団体が集まり、公益対象の授賞式、やまがた公益大賞受賞団体活動発表、やまがた社会貢献基金助成事業成果報告会、交流会がありました。

今回は全5団体の方々が表彰されていました。
負の財産とされてきた雪を使って町おこしに取り組んでいた最上町の「地域おこし研究会」、鶴岡駅前活性化のため市民有志で株式会社を設立し、鶴岡の食文化の情報発を行っている「株式会社Fu-Do」、ボランティアの人材育成、自殺予防に取り組む人材の育成、高齢者等の居場所づくりなど、地域課題の解決に資するボランティア活動の支援を行っている鶴岡市の「特定非営利団体ぼらんたす」、地域資源を活用したまちおこし事業「一夜限りのかほくうまいもの横丁・よるのどうぶつえん」を過去5年にわたり開催して、地域の賑わい創出や異業種間の垣根を越えた青年世代の人材育成に取り組んでいる「かほく地域創造青年会議」、など様々な団体が事業の発表を行っていました。

中でも一番注目を浴びていたのは置賜農業高校の「豆ガールズ」という団体です。彼女たちは生産量が減少し、食文化の伝承も途絶えかけていた川西町の伝統野菜「紅大豆」を彼女たちが主体となり、NPO法人、町、大学等と連携し、栽培や伝統料理の継承、食育活動を通して、紅大豆文化の復活と地域活性化に寄与する活動を行っています。実際に豆を栽培し、美味しく食べるために品種改良を行ったり、子どもたちに伝えるために小学校へ行き、自分達で作った紅大豆のカルタや紙芝居、クイズなどをして豆文化を伝える、豆育ということを行ってきたと壇上で話してくれました。

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私たちが知らないだけで彼女達のように様々な活動をしているのだなと、このイベントに参加して知ることが出来たと同時に、今どんな問題があって、それらに取り組まれているのか聞くことが出来てとても刺激を受けたので、それを励みにこれからも私も頑張っていきたいです。             (文責:宍戸浩介)

悪の軍団、現る!

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 2018年はアルカディオンが誕生して10年目のメモリアルイヤー。いやはや、気づけば10年も活動を続けてしまいました。継続は力なり。引くに引けないところまできてしまった感もありますが、次の展開も考えながら今年も活動していきたいなと思います。



 さて前回秋号ではヒーローの紹介をしましたので、今回は悪役の紹介をしようかなと思います。アルカディオンに限らず、ヒーロー活動には立ち向かうべき悪の軍団が必要になりますが、アルカディオンの活動は一応、まちづくり活動。解決すべき地域課題を、悪の軍団のコンセプトに入れ込みました。その時、課題としてあげたのが「地域に元気がない」という漠然としたイメージでした。「アルカディオンが活躍することでこのイメージを打ち破り、南陽市に元気をもたらす」というのが、私たちが描いたストーリーになります。
そして、このイメージにあった敵キャラをつくっていきますが、夏号でもご紹介したとおり、敵の名前には置賜の方言でネガティブな意味を持つ言葉をあてていきました。まずは悪の軍団ですが、方言で「なまけもの」などを意味する「ズグダレ」という言葉がありましたので、こちらを活かし、「ズグダ連合軍」、通称「ズグダ連」の結成です。ズグダ連は、「メンドク星」という惑星を統治している軍で、他の惑星を侵略しているという設定です。

次に考えたのが、この軍を指揮する幹部クラスのキャラクター「ウダデゴドン」。こちらは方言で不快感を表す「うだで」をあてこんでおります。そして雑魚キャラ「オッチャグヤロメラ」も誕生。こちらは「横着野郎目等」が訛った言葉ですね。
このウダデゴドンとオッチャグヤロメラが、人工寄生虫「ジコ虫」を使って市民のやる気を吸い取り、南陽市の活気を無くして支配しようとする企てが「南陽市民ズグダレ化計画」。アルカディオンはその計画を阻止し、南陽市に活気を呼び戻していくという訳ですね。
 
アルカディオンがスタートして、活動も軌道にのりはじめ、マスコミなどでも取り上げていただいた頃、予想外の出来事がおこりました。ショーを見に来た保護者の方やイベント主催者を中心に、アルカディオンよりも、ウダデゴドンとオッチャグヤロメラの人気がでてきてしまったのです。コミカルなキャラ設定とネーミングが受けての反響でした。調子に乗ったズグダ連合軍は、新たな刺客を送り込みます。

 ズグダ連の幹部候補「タワイネン」(たわいね・・・他愛ないが訛った言葉)は、アルカディオンをあと一歩のところまで追い詰めますが、詰めが甘くあえなく敗退。強制送還されてしまいます。その後、アルカディオンの仲間が3人になった時に登場したのが、ウダデゴドンの同士であるズグダ連幹部「ガッテモネン」(がってもね・・・くだらないなどの意味)。ガッテモネンは「タワイネンの双子の弟で自信家」という設定で、「タワイネンとは違うのだよ、タワイネンとは!」が口癖です。
しかし幹部2人が揃っても人数が増えていくアルカディオンにはなかなか勝てません。そこで呼ばれたのが、ズグダ連合軍科学センター長候補の「Dr.アンペワーレ」(アンペワレ・・・頭が悪いという意味で使われていた方言)。ウダデゴドンの体を改造して、スーパーウダデゴドンにバージョンアップさせます。しかしアルカディオンのバズーカと子ども達の空気砲の前に、やぶれさってしまったのでした。そして、いよいよスタッフが足りなくなってきた2017年、アルカゴールドが誕生すると、負けじと新幹部「ハンバゲルン」(ハンバゲル・・・溢れる、吐くなど、キャパオーバーを意味する方言)も登場します。



このように新しいアルカディオンが登場すれば、新しい敵キャラも登場するという流れが出来上がってしまった訳ですが、ウダデゴドンファンのアダルト層からは新しい敵キャラのご提案もいただきます。本当にありがたいお話です。
そしてアルカディオン10年目の今年、いよいよ8人目のアルカディオンを登場させたいと考えています。とすれば、当然新しい敵キャラも。
キャラクターのネタは温まっているのですが、先ほども触れたとおり、キャスティングがぎりぎりです。全員集合すると、アルカディオン8人とズグダ連8人くらい。さすがに増やしすぎました(笑)応援してくださる皆さんからは、「全員集合が見たい!」と言われるので、何とか実現させることを、2018年の目標に掲げて、今年も頑張っていきます。(了)

山形国際ドキュメンタリー映画祭のキロク

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2017年10月5日〜12日にかけて、今回で15回目の開催となる「山形国際ドキュメンタリー映画祭」が行われました。
映画祭は、アジアで初めて創設されたドキュメンタリー映画祭として世界的に有名ですが、これまで、観客としてしか参加したことがなかったので、今回初めてボランティアとして参加してみた記録を綴ってみたいと思います。



私が担当したのは、大賞の対象になるインターナショナル・コンペティション作品が上映される、メイン会場の中央公民館(az6階)の会場係です。
ここは、学生時代に映画祭の作品を観に来て、途中で眠ってしま った記憶のある会場です。。。
ボランティアを行うにあたっては、事前に行われるボランティアミーティングで担当などが割り振られ、簡単な研修を受けたうえで、映画祭の開催を待ち受けます。
仕事内容としては、上映前は、観客数のカウントや、チケットもぎり、上映中は、市民賞のアンケート用紙などの折込み、カタログや映画祭グッズの物販など多岐にわたります。
映画祭には、世界各地から外国人がたくさん訪れますので、外国語で話しかけられることも多々あり、固まってしまう場面も多々ありました…。
作品によっては、長蛇の列が発生し少々殺気だつ場面もありますが、上映が開始されると、ゆったりとした時間が流れ、他のボランティアメンバーと談笑しながら折込みなどの軽作業を行います。
映画祭に関わる人々は、やはりコアな映画ファンであることが多く、話題は、(今回の映画祭で)何の映画を観たか、これから何の映画を観る予定か、が中心になります。
また、ドキュメンタリー映画への熱気は、白いフリーパスや、青やピンク・緑などのIDパスを首から下げて、目当ての映画の開始時間に間に合うよう急ぎ足で向かう人々がたくさん観測できる、香澄町から旅篭町にかけての地域でも感じられます。



私は、今回はそれほどたくさん観るつもりではなかったのですが、そのような人々に刺激され、結果的には、5本の作品を観ることになりました。
特に印象に残った作品をあげるとすれば、アメリカで公民権運動の時代に黒人差別と闘った、キング牧師などの活動家にスポットをあてた『私はあなたのニグロではない』(監督:ラウル・ペック、優秀賞受賞)があります。
差別の問題を扱ったドキュメンタリー作品と聞くと重苦しいイメージが浮かびますが、この映画はスタイリッシュに編集されており、現在まで根強く残る人種差別と、それに対する気高い闘いの歴史を学ぶことができます。
エンドロールで、現代の黒人運動「Black lives matter」(黒人の命も大切だ)のテーマソング的な存在にもなった“Alright”でも有名な、ヒップホップアーティスト/ケンドリック・ラマーの“The Blacker the berry”が流れたのには痺れました。
フックとしてサンプリングされた「果実が黒いほど果汁は甘い。肌の色が黒いほど美しい」というラインを持つこの曲を選択した監督の意図について考えさせられます。



仕事もあって全日程は参加できなかったのですが、8日間本当にあっという間に過ぎ去りました。
日常に戻ると、「映画祭ロス」な感覚にもなりましたが、過去の映画祭の作品を上映する「金曜上映会」などで空白を埋めつつ、2年後の開催を楽しみに待ちたいと思います。(了)

夜間美術大学 Facebook

農的暮らし研究所の【土鍋ごはんで、気持ちもほかほか。美味しいごはんのある暮らし】


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いやぁ~、今年の山形は例年に比べてちょっと寒くなるのが早すぎませんか? 温もりが恋しいこの時期はコタツで丸くなるのが一番!! 農的暮らし研究所のこまつかおるです。そんな事を言っても、日々の暮らしは、仕事や勉強、家事がいつも、休むことなく、追いかけてきますよね。そんな生活の中で1日に3回来る【食事】は癒しの時間。

食事をすれば、緊張もほぐれ、ミスも減ります。そんな大切な食事を、もっと美味しく、もっと経済的に、作ってみたいと思いませんか?
今回は、皆さんに食事の中心にある、【ご飯】の知って得する炊き方を伝授します!「私、ごはん位炊けるわよ!」と思ったでしょ?ノン・ノン・ノン!私がお教えするのは、インスタ映え間違いなし(使ってみたかった流行語(笑))農的暮らし研究所流【土鍋ご飯】です!私は料理教室をしていますし、数年ご飯は土鍋です。
炊き上がりの香りと艶が全く違い、感動間違いなし。それでは、はじめます。


その1【まずは米を研ぐべし!】
炊飯の基本と言えば、まずは米を洗う事と給水です。
新鮮な水を勢いよく注ぎ入れ、まずは研がずに、米を洗います。
(重要:まずは、汚れを米に吸収させずに洗い流すこと。)

後は、かき混ぜながら研ぎ、2~3回水を取り替え、ザルに上げて30分休ませる。これで表面から吸水します。
(お米が、パラッとしたら吸水OK!このとき、お米がじっとりしていると水分を間違えます。)


その2【水分量は、目盛りがなくても大丈夫!】
炊飯器に慣れてしまうと心配なのが、炊飯の水分量。これは簡単に解決できます! それは、一合升(180cc)と計量カップ(200cc)があればOK。
お米は、升で計り。水は、計量カップで計ります。1合に対して1カップです。手引書などを読むと1.2倍とかめんどくさい事が書いてあるけど、気にしない。
升やカップがない場合はコップとカレースプーンで代用できます。コップは計量カップの代わりに、カレースプーンは大さじ1と覚えておけば、ほぼ間違わずに何でも作る事ができます。(カレースプーンの、1/3が小さじ1です。)


その3【ガスで炊く時は、マックスで!!】
これから、土鍋炊飯の一番の見せ所です!
土鍋に洗ったお米と水を入れたら、蓋を閉めます。底の水滴は、布巾でキレイに拭き取る。
ガスコンロに土鍋を置き、着火! ここで大切なのは、沸騰するまでの強火です。土鍋で「はじめちょろちょろ」で炊くと失敗します! 大体3合で、10~12分程度でしょうか。沸騰してくると、蓋がカタカタカタと鳴って、ブワーと蒸気、「おねば」が噴出してきます。そうなったら、火を止め、20分(万古焼なら15分)蒸らして完成です!
あれま、それだけ? 火力調整は?
一番の醍醐味が簡単すぎてビックリでしょ。
土鍋は厚さがあり保温性があるので、ご飯を炊くのは難しくないのです。これは、初歩の炊き方です。慣れてきたら色々とチャレンジしてみて下さい。

その4【オカマの中で、混ぜちゃだめよ~♡】
最後のポイント。お釜(今回は土鍋)は炊くプロで保温のプロでありません!
ですから、炊き上がったら素早くご飯を取り出してあげなければなりません(ちょっとでも遅れると、土鍋から水分を取られて、ご飯つぶが全体にこびりつきます)。容器はタッパーで十分です。
重要なポイントで、土鍋の中で炊きたてのごはんをほぐしてしまうと表面が糊状になって一気に食味が落ちます。なので、しゃもじで周りをぐるっと一周したら別容器に移し替えながら粒と粒との間に空気を含ませていきます。熱々のごはんは思ったよりも、水分を含んでいるので空中で踊りますよ(これほんと!)。食べきれない分は、タッパーに詰めて温めなおして食べてね。茶碗1杯分の入るタッパーが幾つかあると便利です。


その5【実食】
きっと1回目から「炊飯器より美味しく炊けた」と実感できるはずです。失敗しても、3回も炊けばプロ並みに上達すること間違いなし!
エネルギーも少なく、美味しくて、なにより満足感が違います。「私は土鍋でご飯が炊ける」という自信は災害時にも強い味方になります。
毎日土鍋炊飯は無理でも、まずは休日から試してみて下さいね。ご褒美、ご褒美。美味し過ぎて、きっと毎日炊きたくなると思うけどねー(笑) それでは、ビバ、ローカル!!


プロフィール こまつかおる
1980年生、庄内町在住。昨年度より夫の庄内町地域おこし協力隊に伴い15年ぶりに庄内町に近距離Uターン。農的暮らし研究所という名前で、50年前の循環型の農を中心とした暮らしの提案や暮らしの中へ落とし込むためのワークショップを不定期で開催しています。

特定非営利活動法人 With優 設立10周年記念意見交換会


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ひきこもりや不登校の経験者が語るフォーラム

11月25日(土)、山形市総合スポーツセンターにて「ひきこもりや不登校の経験者が語るフォーラム」が行われました。これは、山形県が主催するイベントで、困難を有する子ども・若者に対する理解を広げ、より多くの市民が子ども・若者を応援するきっかけを作ることを目的としています。フォーラムは大きく分けて2部構成となっており、第1部は当事者2名によるシンポジウム。第2部は質疑応答ということで、会場から寄せられる質問に当事者が答えていく形式で進められました。また、筆者(大原)も当事者枠でこのフォ-ラムに参加してきました。

第1部のシンポジウムでは筆者と「NPO法人から・ころセンター(以下「から・ころセンター」と略記)」生活支援員のSさん(女性)、それぞれが自身のひきこもり・不登校の体験談を語りました。
まずは最初に、筆者が大学時代に経験した孤立と、そこから「ぷらっとほ-む」につながるまでの過程を語りました。筆者は今から7年ほど前、大学入学直後に対人関係などで悩み、外に足が向かなくなった経験があります。一人暮らしをしていたこともあり、大学の方も休みがちに。気づけば、周囲の人との交流が全くない、孤立した状態になっていました。しかし2年ほどその状態が続き、「このままではいけない」という焦りから、なるべく今の自分の状態を知られないような場所――つまり知り合いがいない大学外――でボランティア活動などを行うようになりました。その過程で「ぷらっとほーむ」を知り、見学に訪れたことがきっかけで今に至ります。実際、「ぷらっとほーむ」に繋がるまでの過程はそこまでスムーズではなく、悩みや戸惑いも多くありました。しかし、一人暮らしだったので誰にも干渉されず、自分のペースで考えたり行動できたりしたからこそ「ぷらっとほーむ」にまで辿りつけたのではないか。当時を振り返って筆者はそう感じています。歩むスピードは一人ひとり違います。自分のリズムやタイミングというものが人それぞれあるはずだから、もしお子さんの不登校・ひきこもりで悩む親御さんがこの会場にいらっしゃったら、焦る気持ちはあるかもしれませんが、どうかお子さんを信じて待っていて欲しい。今回のシンポジウムでは、一人の若者の立場からそのようなお話をさせていただきました。

 筆者に続き、次はSさんの語りがありました。Sさんは20代の約10年間、ひきこもりで悩まれたそうです。きっかけは大学入学直後に起こったご家族の不幸や自身の健康状態の悪化。いくつもの出来事が重なった結果、心身ともに疲弊し、そこから大学の方も休みがちになっていったといいます。自身の悩みをなかなか周囲に相談することもできず、自宅からもだんだん出づらい状態に。Sさんは、ひきこもりたくてひきこもったわけではなく、結果としてひきこもる形になってしまったと語ります。仮に外に出ても周囲の人から「今Sさんは何をしているのか」と聞かれるのが苦痛だったそう。そんな状態が長らく続いたSさんでしたが、時間をかけて自分自身を見つめなおしたり、「生き直そう。今日から0歳児だ」と心に決めて気持ちをリセットしたり。そうすることで、ある時期が来て一歩を踏み出すことができた、とおっしゃっていました。また、「から・ころセンター」に繋がるなど、その過程で同じように悩んでいるたくさんの方々とも出会い、悩んだり苦しんだりしているのは自分だけじゃないと思えたのも励みになったそう。辛い経験をしているのは一人ではない。困っていたら、声を上げて助けを求めてほしい。会場にそう訴えかけているSさんの言葉が印象的でした。

 第2部の質疑応答では、会場から筆者・Sさん両名に様々な質問が寄せられました。その一部取り上げると、筆者宛てには「小中学生と大人のひきこもりに違いはありますか」といった質問が。これに対しては、不登校・ひきこもりになる理由は十人いれば十通り、百人いれば百通りあるだろうし、同様に、悩みだって人それぞれあるように思う。そう考えるとみな違ってくるのではないか、と答えさせていただきました。Sさんには「現在の自分のエネルギーの源はなんでしょうか」という質問が寄せられました。これに対しSさんは、日頃活動していて困っている人に出会ったとき、その当事者や家族は自分を責めているケースがよくある。しかし、苦しんでいるのは皆同じなのだから、どうか自分を責めずに安心してほしいということを伝えたい。もしかしたらそれが自分のエネルギー源になっているかもしれない、と答えていらっしゃいました。

 今回のフォーラムでの筆者とSさんの語りがもし市民の方々にとって不登校・ひきこもりを考えていく上でのヒントになっていれば幸いだし、もしそうなのであれば、筆者自身も今後ともこうした場に積極的に出向いていきたいと思いました。

コトバと野生動物、意外な関係



普段の生活で野生動物との関わりがある方は多くないと思います。しかし、普段の会話の中や学校などで(理科以外の授業で)、実は野生動物たちが登場することがあります。それは、ことわざや故事成語です。もちろん、日常的に‘ことわざ’を使っている方は少ないと思いますが、私たちの生活のなかで「思えばこの行動は○○のことわざみたい!」と思うことはありませんか?
ことわざや故事成語では、人の行いを物や生き物でたとえることで、人生や行動の教訓的なものとして使われていますが、人とは異なる行動も持つ野生動物たちは参考にしやすい存在だったのかもしれません。どんな野生動物が頻繁に使われているかというと、種が特定されているものでは、タカ・タヌキ・サル・キツネ・シカ・ウサギといったものが多い傾向にあります。その他、種は特定されていませんが、魚やカエル、鳥や虫など多くの生き物たちが使われてきました。これらの野生動物を使ったことわざが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
私の日常は野生動物と関わることが多いので、野生動物が使われていることわざや故事成語を見ていても、素直にその意味を受取ることができなくなってしまいました。というのも、野生動物の本当の行動生態を知れば知るほど、これは意味を訂正したほうが良いな…という欲求に駆られてしまうのです。

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たとえば、「サル知恵(一見賢そうだが、実は浅はかなたとえ)」。余り良い意味で使われませんが、行動観察しているとなんて賢いこと! 私が実際に観察した行動でこんなエピソードがあります。一生懸命作った大根を食べにくるサルに腹を立てた農家の方が畑の周りに網をしっかりと張りました。サルは遠くからその網を張る姿を確認しており、もう畑に入れないなと落胆していると思いきや…一匹のメスが1歳になるかならないかの子どもを連れて畑に行きました。すると、畑の網をぐいっと持ちあげ、なんとか作り上げた地面と網との5cm程の隙間から子どもを入れて、子どもに大根を抜かせたのです! 子どもは両脇に立派な大根を抱え、隙間から抜け出し、お母さんサルに大根を渡して仲良く手をつないで群れに帰りました。農家の方もどうして大根がなくなったのか困惑しており、まさに「キツネにつままれた顔」をしていました。私はこの行動を観察してから、「サル知恵」の本当の意味は『思っている以上にとても賢い』という意味におき変えねばならないなと感じました。

やまねさん2

他にも、「カモシカのような足(細くて華奢な足)」にたとえられた人は実は『毛むくじゃらで頑健な足』と言われているのでは!? と思うことや、「梧鼠五技(ムササビ(=梧鼠)のように顕著な技能が1つもないことの意)」では、ムササビは滑空する事にかけて右に並ぶもののいない動物のため、『秀でた技能がある人』という意味なのでは?? と思ってしまうこと…多々あります。

やまねさん3

勿論、本当の生態に基づくものも多くあります。「タヌキ寝入り(ねむっているふりをすること)」のタヌキはとても臆病で、びっくりすると足がすくんで立ち止まってしまう(又はうずくまってしまう)生態を持っています。交通事故でタヌキを多く見かけるかと思いますが、これは単にタヌキが沢山いるということではなく、車の急な出現やライトにびっくりして動けなくなり、他の動物のように避けることができなくなってしまうからでもあります。このような生態に忠実なことわざや故事成語などを知ると、古くから野生動物たちは「不思議な隣人」として良く観察されていて、身近な存在でもあったのではないか…と思わずにはいられません。私も昔の人たちのように、野生動物を良く観察して、野生動物を用いた新しいことわざや故事成語を作ってみたい! と思いますが、「二兎を追うもの一兎を得ず」…まずはしっかりと山形の生き物たちを調べていきます。(了)

yamagataDIVE 〜挑戦するのは若者か?〜


さんかく1


若者活動に出会う
私は、2017年4月に着任してはじめて、『若者活動』支援に取り組むことになりました。
今回は、私が関わる「若者が活躍できる環境づくり」推進のためのお仕事についてご紹介します。
※「若者」:ここでは、概ね高校生〜30代までとします。

若者チャレンジ
着任直後4月、若者たちから、地域の課題解決や元気創出のための企画が次々と寄せられました。これは、「やまがた若者チャレンジ応援事業」という補助事業で、若者グループから企画を提案してもらい、選ばれた優秀な企画には最高100万円を上限に助成するものです。プレゼン審査会に参加申し込みをしたグループは26団体。内気な県民性と言われる割に、山形には挑戦する若者がけっこういます。

ラジオ番組を始める
この7月には、初の試みとして、若者たちの活動を紹介するラジオ番組を始めることになり、いくつかの提案の中から、YBC山形放送「yamagataDIVE〜若者たちの挑戦〜」という企画に決まりました。
しかしながら、初めてのラジオ番組は思いの外大変で、毎月4~5人の若者に話を聞くにあたり出演依頼をするのですが、なかなか出演のOKがもらえず、始めの2ヶ月は綱渡りでした。そう簡単にタイミングが合うとは限らないですし、皆さん、お忙しい方ばかりなんです。そのような中、ご出演いただいた皆様には、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

さんかく2

切り口は何でもよい
ラジオ番組「yamagataDIVE」では、毎月テーマを決めています。7月:挑む人、8月:暮らす人、9月:ひきだす人など。ですが、現場で若者たちの話を聞いていると、だんだんテーマはどうでもよくなってくるのです。話の切り口(テーマ)はとっかかりであり、語る本人の生き様にどれだけ感動し共感できるかが大事。おそらく、メッセージをくださるリスナーの方も、電波を通した彼らの熱量にほだされたのだと思います。

エネルギーの伝播
ラジオを通しても、もちろん若者の熱量は伝わりますが、生で収録を聞いていると、その伝わり方は特別です。毎月、役得感を噛みしめながら、収録スタジオの片隅の特等席で聞いています。やはり、活動は直に伝えるものです。
そんな中、11月12日(日)にイオンモール天童で、「yamagataDIVE若者まつり」というラジオ公開生放送イベントを行いました。この時、若者たちの熱量を直に伝えるべく、公開トークセッションや体験型ワークショップ、そして、ミニライブも企画してみました。現場での様子やアンケート結果、Facebookからも、多くの方々に熱いものが伝わったようで、若者応援団の獲得に功を奏したイベントができたかなと思っています。

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「yamagataDIVE」という事業は、若者を応援する機運を高めることが目的です。そのために、今年は、若者活動を知ってもらう機会を作ることに注力してきましたが、今後、活躍する若者たちと、仲間を必要としている若者たち、若者を応援してくれる人たちがうまくつながっていくような支援ができればと考えています。(了)

「マルイシ工作室」はじめました!

こんにちは。『まどあかり』では、いつも「天童アートロードプロジェクト」の記事を書かせてもらっていますイシザワです。今回は、ちょっと視点を変えて新しい活動のご紹介をしたいと思います。
私は中山町出身なのですが、みなさん、中山町に立ち寄ったことはありますか? 知人と話していると、「車だと一瞬で通り過ぎるから、どこかわかんない」とか、「地震が起こると震度高いよね」とか、「中山町って名前が中途半端」など、だいぶディスられます。そして、実際に住んでいる人たちも「中山町って何もないよね」と思っている人が多いのです。なぜなら、山形市や天童市など周辺市町村へのアクセスが良いため、みんなそちらに行ってしまうからです。
かくいう私も、学生時代から天童市で活動してきました。人のこと言えません。上の理由とは別にしても、自分の生まれた町で何かを始めるのはやりづらいところがあります。人間関係が複雑だったり、変わったことするとウワサが流れたりと、考えただけでイヤになってしまいます。

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中山町の素敵なところもご紹介!温水プールをリノベーションして生まれた図書館「ほんわ館」。流れるプールの形を活かした本棚が素敵ですよ。
◆写真:むらやま子そだてナビ(http://murayama-ouendan.jp/modules/webphoto/index.php/photo/22/)


しかし、これまでの「天童アートロードプロジェクト」の活動で、その地域に暮らす人にとっては、そこにしかない魅力があっても「当たり前」すぎて気に留めないのだということに気づきました。また、私がアートワークショップの活動を始めようと思ったのは、子どもたちが自分の暮らす地域でさまざまな価値観に出会える場をつくりたいという思いがあるからなのです。そのことを考えると、そろそろ自分の生まれた町で活動してもいいんじゃないかなと思えるようになりました。それと、最近はワークショップのお仕事の依頼をいただくこともあり(大変ありがたいお話しです。)、きちんと看板を立てたいなと思うようになりました。

 そうして、今年から始めたのが「マルイシ工作室(こうさくしつ)」の活動です。「中山町にとびだして、アートを使っておもいっきり遊ぼう!」をテーマに『まちあそびワークショップ@中山町』を開催しています。
具体的には、月に1度のぺースで中山町を舞台に、さまざまなものづくり活動を開催しています。8月は『絵の具であそぼう!キリハリ大作戦!』と題して、これでもか! というくらい大量の絵の具を使って、布や紙、ビニールに思いっきり色をつけて遊びました。3歳から10歳までの16名が、混ざりあう色や絵の具のなんともいえない質感を楽しんでいました。
 
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子どもたちの絵の具遊びで空間がうまっていきました。

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最後に、好きな部分を切り取ってパネルにはって1枚の絵にします。


最後に、好きな部分を切り取ってパネルにはって1枚の絵にします。
このほかにも、郷土研究会の方から中山町の舟運文化について教えていただき、フネなどを作って実際に最上川に流す『こんぴら川ながし』や、県指定文化財になっている「柏倉九左衛門家」のカヤブキ屋根を見学して、自分たちでカヤを刈ってかんたんな家をつくる『カヤカリでまるっとハウスをつくろう』を予定しています。このように、歴史を研究されている方、町でお仕事されている方など、たくさんの方に関わっていただきながら活動を企画しています。

少しだけ運営サイドの話をすると、今回の事業は中山町の「やってみっべ活動支援補助金」をいただいて運営しています。これは、昨年度の山形県の「若者チャレンジ事業」に採択していただいたことやこれまでの活動の積み重ねがあったからこそだと思っています。一緒に活動してきたアートロードプロジェクトのメンバーに感謝です。
まだまだスタートしたばかりの活動です。どう展開していくかわからないところもありますが、ゆるゆると継続して場を開いていけたらいいなと思っています。

ワークショップとは何なのか、参加者の方はそこで何を感じているのか、地域にアートを軸にした場があることの意義は何なのか、などなど、言葉にして伝えていかなければいけないことはたくさんありますが、実践しながら自分がしっくりくる言葉を探していきたいと思います。
ぜひぜひ、中山町に遊びにいらしてください。



イシザワエリ
県内でも目を引く中途半端さがある中山町。そこをマチの売りにしたらいいと思っています。例えば、地盤が緩いことを活かしてナマズお神輿を作ってお祭りをするなど、ネガティブイメージを活かす活動を妄想しています。

マルイシ工作室(Facebook)
https://www.facebook.com/maruishi.kousakushitu/
◆イシザワエリの活動日記(ブログ)
http://ishizawasaketen.blog74.fc2.com/

【ラジオのある生活はじめてみませんか?】という提案

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みなさんは、ラジオを聴いていますか!?
「ラジオなんて、昔の人の娯楽でしょ。」と思ったそこの君! ラジオを甘く見てはいけないぞ。ラジオには、奥深い共感と共有の楽しさがあるのです。今回は、そんな側面からラジオの楽しさや優しさについてお話ししていこうと思います。

その1、
980円から聴ける情報ツール

まずは、ラジカセやカーステ、携帯ラジオなど、ラジオ持っていない君へ! ラジコと言うアプリはあるけれども、是非ラジオで聴いて欲しいのです。まずは、家の中を探したり使ってない友達がいないか探してみましょう。無ければ、電気屋さん・ホームセンター・スーパーマーケット・コンビニなどで買う事ができます。値段は様々ですが、大体980~2,000円で購入可能。スマホやメディアプレーヤーより安いですよね。「聴くには、電気代がかかるでしょ?」と思った方、携帯ラジオは大体単三電池2本ぐらいで使えます。4~6本ぐらいあれば1か月は十分に聴けます(100-500円)。1か月の新聞代(3,000円前後)やパケット代より安いです。ウチのお風呂用防水ラジオは毎日30分程度使っているのですが、単三電池2本で半年~1年ほど使っています。地域の情報から最新ニュース、そして緊急速報まで知る事が出来る最強アイテムなのです。

その2、
YBCラジオという、県民の憩いの場。

ラジオというと、FMはオシャレで明るいイメージ。AMラジオを、演歌と田舎っぽいイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし、そういったイメージ捨てて、色々聴いて感じてほしい。特に私のお気に入りは、AMの【918YBCラジオ】。日中は、ほぼ生放送です。毎週土曜日の【ドンキーのいいのぉー庄内!】は、欠かさずに聴いています。聴きなれてくると生放送独特の、お馴染みのメンバーとの茶飲み話に参加しているような何とも心地よい温かい気持ちにつつまれます。それは、地元に密着した内容を話題にパーソナリティとリスナーが一緒に盛り上がれるからです。

その3、
ラジオは、友だち

誰とも会話がないまま過ぎていく一日もあるかもしれません。でもラジオの電源をいれると誰かがあなたに向けて話しかけてくれます。番組に参加したければ、メールやファックス・ツイッターなどで参加できます。届いたメッセージはスタッフやパーソナリティーが厳選してくれるので、無責任な批判や炎上も普通はありません。リラックスできる大人の社交場、優しい時間が流れます。お気に入りの番組が見つかると1週間に張り合いが出ますよ。
その4、
単調な作業のお供に

家の中での作業や草取り・収穫など、大切な作業だけれど何か景気付けがあった方がいい時がありますよね。音楽もいいですが、ラジオだと自分と違った考えに触れる事でアイデア出しになったり誰かと一緒に作業している場合には話題提供をしてくれるので、世代間に関係なく場が和やかになるお助け役にもなってくれます。

最後に

ここまで、ラジオについてお話しして来ましたがいかがだったでしょうか? 少しでもラジオの事が気になってきた人がいたら、とっても嬉しいです。【ラジオは、友だち】です! 寂しい時に嬉しい時に、誰かの言葉を通して必ず語りかけてくれます。これを読み終わったら、直ぐにスイッチオンしてみてください。新たな発見があるかもよー。ビバローカル! (了)

ソロモンの指環

『ソロモンの指環』というのを聞いたことがありますか?
この指輪を使えばあらゆる動植物の声を聞くことができる…という、動物行動学者のコンラート・ローレンツも欲しがった、動物好きには欲しくてたまらない指輪です(紀元前に作られたお話しに出てくる架空のものです)。
この指輪があったら、私はペットのウサギやチンチラよりも先に、野生動物たちと話をしてみたいです。それは、野山で様々な野生動物と出会っていても、ほんの一瞬の時間しか共有することができないため、彼らの行動の意味が分からないことだらけだからです。緊急保護や研究等で飼育をしていて24時間彼らを見ていても、彼らの気持ちや一生のできごと(いつ・どこで・何を考えて行動しているのか等)を知ることはできません。
ソロモンの指環で話してみたい題材は山ほどありますが、やはり一番は「恋バナ(恋愛の話)」がしてみたいです。というのも、長い時間のぞき見をしていると、人間顔負けの恋愛模様をかいま見ることができるからです。

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メスにアピールしすぎて、しつこくて怒られるシカのオス。そして振られたオス同士でかたまって、「みんな抜けがけはしないよねー」と言わんばかりに遠巻きにメスを眺めている姿。年功序列に従わない若メスを寄ってたかっていじめるお局メスたち。若いもんには負けないぞ~! と見栄を張っている初老のリーダー的オス猿に良い顔しながら、陰で若い雄といちゃいちゃするメス猿。子育て中のメスのカモシカが好きすぎるけれど、近くに寄ると嫌がられるので、ちょっと離れて様子をうかがいながらついて歩くオスのカモシカ。
野生動物のパートナー選びは、未来に残っていける子供(遺伝子)を残せる相手を選ぶためで、嫉妬や独占欲、さみしさや虚栄心、くやしさや喜び…といった複雑な恋愛感情はないのでは?と思いますよね。もちろん私も感情移入をおさえて、なぜこの動物がこのような行動を取ったのかを先に考えます。それでも、「あ、今やっぱりメスに振られてへこんでいるな」と思わずにはいられない行動が見えてくるのです。  
ソロモンの指輪がないので、過去の報告事例から行動の意味を推測するのですが、私は動物に出会ったときに、その動物になりきった気持ちで「ふきだし」をつけてみます。みなさんも2個体のヤマネが写っている写真を見て「ふきだし」をつけてみませんか? (因みにヤマネとは、ピンポン玉大の木の上で生活するネズミの仲間で、国の天然記念物、山形では絶滅危惧種に指定されている動物です)この2個体のヤマネ、左上の入り口をふさいで寝ているのがオスのヤマネで、右下で寝ているのがメスのヤマネです。季節はちょうど恋のシーズンです。ヤマネがこんな行動をとることは、これまでに報告されていません。因みに下のメスはオスに向かって少し怒って(威嚇音)鳴いていました。さて、あなたなら、このヤマネ達にどんな「ふきだし」をつけますか?

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最後に。ソロモンの指環があったら聞いてみたいことは山ほどありますが、ヒトという動物をどう思っているかも聞いてみたいです。何とも思っていないのか、はたまた迷惑がっているのか、恐れているのか、歓迎してるのか…ヒト同士でも相手の気持ちを直に聞くのはためらってしまいますし、一人一人生きてきた環境や経験で答えは異なるでしょうが、同じ動物同士で語らう『直撃! ソロモンの指環会議』のようなものがあったら、質問攻めでしつこいと嫌われるのを覚悟で出席してみたいです。 (了)

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■やまがたヤマネ研究会 ホームページ
https://yamagata-yamane.jimdo.com/
■Facebook ページ
Wildlife Partnership Office やまがたヤマネ研究会

7人のヒーロー

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この原稿を書いているのは9月上旬ですが、「南陽宣隊アルカディオン」が最も忙しくなるのが、夏まつりの時期です。地域や幼児施設の夏まつりなど、この夏もおかげさまで多くの出演依頼をいただき、充実の夏をすごしました。
さてアルカディオン、お客さんの層によって人気キャラクターが分かれます。子ども達の場合、男の子はレッド、女の子はピンクといった具合なのですが、ここでクイズ。大人に人気のアルカディオンは誰でしょう?
ということで、今回はアルカディオンのキャラクターについて、簡単にご紹介したいと思います。これを読めば、先ほどのクイズの答えがわかるはずです。たぶん。



現在、アルカディオンには7人のヒーローがいますが、彼らには変身する前の名前があり、その苗字には市内の地域名を宛てています。また彼らにはそれぞれモデル(=公演時の声の主)がおり、性格や職業、趣味などは、モデルのキャラクターを誇張して設定しています。

まずリーダーのアルカレッド・赤湯タカユキから。赤湯地区出身。赤ワインが好きとか、赤湯温泉が好きとか色々あるのですが、最大の特徴は方言です。彼は訛りだけで笑いがとれる方言のスペシャリスト。この点について誇張はなく、ご当地ヒーロー・アルカディオンは、彼の方言無しでは成り立たちません。
続いてアルカブルー・宮内ケイスケ。宮内地区出身。ポッチャリ体型の彼は、クールでカッコいいというブルーの固定概念を見事に壊してくれました。しかし子どもたちは無邪気で素直。それ故に心無い言葉を浴びせられたことも数え切れません。しかしここからが真骨頂。彼はそのキャラクターに磨きをかけます。ラーメン好きの彼が、食べて太るだけではもったいないということで始めたSNS記事「ブルーの南陽ラーメン道」が大人の人気を呼び、その存在感を唯一無二のものへと押し上げました。
次はアルカグリーン・沖郷トモヤ。沖郷地区出身。水田や果樹園が多い地域ということで、実際の農家メンバーがモデル。彼はイケメンでチャラ男なんですが、農業への思いと知識はかなりのもの。誇張するまでもなく、そのままキャラクターに活用させていただきました。

これでまだ3人。与えられた文字数も限りがありますので、どんどんいきます!

続いて女性キャラですが、ご安心ください。アルカディオンはちゃんと女性が変身しています。やはりメンバーをモデルとしておりますが、男性ほどいじれず、マイルドなキャラ設定となっています。
アルカピンク・梨郷ヒデミ。梨郷地区出身。特産のオカヒジキを愛するという、無理やりな設定を入れ込んだ看護師さん。血管が浮き出る細マッチョ好きという設定が異彩を放ちます。
続いてアルカイエロー・中川アユミ。中川地区出身。モデルがママさんなので、そのままママさんヒーローに。ピンクと対比させるため、クールなイメージにしました。スカートがピンクより短めのため、旦那さんの好みということにしています。
次はスペシャルキャラのアルカシルバー・漆山マキ。鶴の恩返し伝説が残る漆山地区出身。ちなみにスペシャルキャラはモデルを無視して設定を組んでいます。シルバーには民話の語り部という設定がありますが、劇中でネタに使われたことはありません。
もう一人のスペシャルキャラ、アルカゴールド・金山ナオキ。ゴールドだけに金山地区出身。ゴールド=最強&自信家といった偏見を組み込み、モデルのキャラクターは完全無視。ちなみに戸数が少ない金山地区、すぐにモデルがバレました。地域イベントに登場すると「ナオキ!」と本名で呼ばれます。



以上、キャラクターをご紹介しましたが、最初のクイズの答え、わかりましたか? そうアルカブルーなんですね。
ただでさえ、いじりたくなるような愛されキャラなのですが、小学校の全児童の前で、ステージの上から落下するとか、南陽市長も見ているショーの最中にベルトが弾け飛ぶとか、いわゆる“持っている”男でもあります。ブルーからベルトが消えると、未来の猫型ロボットと同じお腹ですからね、見ている方はたまりません。

ということで、こんなユニークな仲間で作るアルカディオン。皆さんも会ってみたくなりません? 今度は秋まつりの出演が相次ぎますので、皆さんぜひ遊びにきてくださいね! (了)

フリースクールWith優 卒業生によるシンポジウム


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8月19日(土)、米沢市の伝国の杜にて開催された「フリースクールWith優 卒業生によるシンポジウム」に参加してきました。これは、同市内でフリースクール運営を中心に子ども・若者の居場所づくり活動に取り組んでいる「NPO法人With優」が企画したシンポジウムです。会は大きく分けて二部構成になっており、第一部はフリースクール卒業生によるシンポジウム、第二部はシンポジストとのフリートーク及び質疑応答。かつてフリースクールに在籍していた若者たち――Yさん、Sさん、Oさん、Kさん――がシンポジストとして登壇し、フリースクールに通っていた当時のことや、そこを卒業してから現在に至るまでのお話をしていただきました。

まず第一部のシンポジウムでは、シンポシストたちがフリースクールに繋がった経緯や、そこで学んだこと・感じたことなどをそれぞれお話しされました。Yさん、Sさんはほぼ同じ時期にフリースクールに在学していたそうですが、基本的に四名とも入学・卒業年度はバラバラ。それでも、四名ともお話の中で共通していたことは「フリースクールに繋がり、勉強だけでなく、普通の学校では経験できないような経験をたくさん積むことができて良かった」ということでした。

例えば、今から約7年前にフリースクールを卒業したYさんの場合、当時は進学校に進むも、勉強漬けの毎日に意味が見出せなくなり、やがて学校そのものに足が向かなくなってしまったそうです。そんな中、親御さんの薦めでフリースクールに入学。約2年間在学し、そこで経験した、米沢から新潟までの自転車旅行がとても心に残っている、とのことでした。「今でも自転車旅行で走った道を通ると、そのときの楽しかった思い出が甦ってきます」とYさんは和やかにそうおっしゃっていました。また、約5年前にフリースクールを卒業したというOさん。Oさんは高校時代、勉強による疲れや体調不良などが重なった結果自宅に引きこもるようになってしまい、親御さんを介してフリースクールに繋がったそうです。そこからおよそ1年半在学したそうですが、みんなで一緒にお昼ご飯を作ったり、山菜を取りに行ったり、日常のイベント事がとても楽しかったとOさんは語ります。Oさん曰く「フリースクールでは自分のペースで過ごせるのが良かったです」とのことでした。

シンポジストの皆さんのお話を伺い、イベントなどを行い「日常に変化を取り入れること」や「参加者一人ひとりが自分のペースで過ごせること」が居場所において大事な要素なのだな、ということを筆者(大原)自身、改めて実感することができました。
そして第二部は質疑応答・フリートークということで、会場から寄せられた質問にシンポジストがそれぞれ答えたり、彼(女)らと「With優」代表の白石さんらスタッフがざっくばらんにフリースクールに関連する話をしたりしました。

質疑応答では会場から質問が多数寄せられ、例えばその中に「(シンポジスト全員に対し)自宅にひきこもっている時はどんなことをして過ごしていましたか」という質問がありました。これに対しSさんは「ゲームをしたり音楽を聴いたりしていました」、Kさんは「朝までDVDを見ていました」などの回答がありました。シンポジストさんたちは皆、ひきこもっている時は基本的に部屋でテレビやゲーム、ネットをしていることが多かったといいますが、Yさん、Kさん、Oさんは「そんな状態でもあまり家族から(もちろん心配はしてたろうけど)とやかく言われなかったのがありがたかった」とおっしゃっていました。一方で、ひきこもった当時、家族に心配され過ぎてしまい、それが逆に自分にとっては負担だったとSさんはいいます。「自分でも今の状況は分かっているので、学校に行ってないことについてあまり言われたくなかったです」というSさんの言葉が印象的でした。

このような質問がある一方、「With優でおいしかったご飯は何ですか?」といった楽しげな内容の質問なども寄せられており、話の最中、時々笑いも巻き起こるなど会場はとても朗らかな雰囲気だったように思います。そして何より「ただ単に学校に行っているだけでは決して得られなかったであろう様々な経験をフリースクール=居場所で得られた」というシンポジストさんたちの語りに、不登校は必ずしもマイナスとは限らないという非常に前向きなメッセージをもらうことができました。

ルービックキューブは、誰にでもできます!! ~わたしたちが活動をはじめたワケ~

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はじめに…私達、山形ルービックキューブ会はただのルービックキューブばかりのオタクではございません。(笑)

今回、手記をとらせていただきました、私、中村は山形ルービックキューブ会のマネージャーをやらさせていただいております。
もともとは、友人である丸谷健太くんがやっていたルービックキューブに興味をもった所からのスタートでした。
…興味といいますか、正直な話、妙な意地のようなものであり、こんな私だってやれば出来るんだ! という所からのスタート! と言った方が素直なのでそういう事にしておきます。

ルービックキューブができるイコール知的。という私の勝手な偏見みたいなものを私自身が身をもって証明してみせたいという意地で、ちょいちょい丸谷くんに教えてもらいながらもほぼ独学で全面攻略することができました。
はじめて全面を揃えられた時の妙なハイテンション気味になったあの感覚は今でも覚えています。
それからは、揃えられた! ただそれだけの喜びから、もっと早く揃えてみたい! という探究心へ変わり、スピードキューブへの新たな道が開けました。
自己紹介が長くなってしまいましたが、私が一言で伝えたい事はルービックキューブは誰にでもできる! という事です!

冒頭に戻りまして、私達山形ルービックキューブ会は総勢11名のキュービストの集まりです。
…と名乗れるようになるまでは、はじめは会長である丸谷くんと、私の2人のみでした。
ある時、他県で行っているルービックキューブサークルを見つけ、そこで行われていた、ルービックキューブ会に2人で参加し、他県のキュービストの方々と触れ合い、刺激を受け山形でもやってみたいね! というのが始まりでした。
もちろんメンバーは他にはいないので、SNSサイトやポスターなどで宣伝し、知人に声がけをし、なんとか形になり、2016年1月31日に記念すべき第一回山形ルービックキューブ会を開催することができました。

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集まった方々の中で、前回伺わせていただいた他県のルービックキューブ会で知り合ったキュービストの人達や、サイトを見てわざわざ遠方から来てくださった方などもいて、すごく嬉しかったのと同時に手応えを感じた事は言うまでもなかったです。
それからだいたい4~5ヶ月毎に「山形ルービックキューブ会のオフ会」をさせていただいてます。
オフ会では、初心者講習会や計測会を行っております。人数にばらつきはあったものの、毎回来てくださるお馴染みさんから、初めて来てくださった方、そしてお子さん連れで家族で来てくださる方、沢山の方々に来て頂きました。本当に感謝です。
そして2017年2月12日、第4回となった山形オフ会にて山形大学のキュービスト達が初参加してくださり、キュービストの少ない山形での貴重且つ運命的な出会いを果たし、現在総勢11名『山形ルービックキューブ会』と堂々と名乗れるまでに至りました。
主な活動内容としまして、毎週第一、第三金曜日にスピードキューブ練習会&講習会を行っておりさらなるスピードの向上に向けて練習を行っております。

さらに今年の9月17日、日本一の芋煮会フェスティバルでは山形ルービックキューブ会をPRするチャンスをいただき、ステージイベントにてスピードキューブやルービックキューブアートを披露させていただいたりと、ますます血気盛んな会となってきました!
また、ぷらっとほーむさんにも何度かお邪魔させていただいた事もあり、ぷらっとほーむさんの文化祭『ぷらフェス』に参加させていただいたり、山形ルービックキューブ会のメンバーを講師としてお招き頂き、ルービックキューブの講習会をしたり、キューブアートというキューブ1つ1つを組み合わせて1つの絵を完成させるというキューブを全面揃えるという事よりも、キューブができない方も楽めるワークショップなども開かせていただいたこともありました。
ルービックキューブを通して沢山の人と触れ合い、笑い、大人も子供もみんな分け隔てなく楽しむ事ができました。そして人と人との繋がりなど他では経験することのできないなにか特別なものを得たような気がしました。

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また山形ルービックキューブ会では、練習会やオフ会の他にもみんなでワイワイ飲んだり騒いだり時には卓球をしたり…。
今年の9月には蔵王温泉にて合宿と称した楽しいお泊まり会も企画しております。ですので冒頭のルービックキューブばかりのオタクではありません(笑)というのはまさにこのことで、ルービックキューブ以外の事でも仲間と交流し楽しい思い出作りにも熱をいれています。

随時メンバーは募集中です。実はできる人、まったく触った事もない人、みんなで楽しくわいわいしましょう。そしてしつこいようですが、ルービックキューブは誰にでもできます!
最後まで読んでくださってありがとうございました。

Facebookページ (山形ルービックキューブ会)
https://www.facebook.com/rubirubi3x3x3/?fref=ts

それは美術か、秘宝か、珍宝か。

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人にジロジロ見られる事にはもう慣れました。先日など、ある駅にて待ち人を待っていたところ、同じく誰かを待っているであろう妙齢のご婦人が電話口で曰く「えーとね、大っきくて虹色の人見える!?その近く!あ、見つけた!?」とてなん合流できて侍りぬだったので、ああ、俺、役に立ってるなとてなんありけりました。

34年間もぬまのひろしをやってきて、自分の存在を消そう消そうとしていた時期が、僕にもありました。多数決など一度も勝つ側に回った事ない人生です。愛想笑いも得意です。「無」の表情も身につけました。んスー。みたいな。こんな自分が生きててしまってスミマセン、部屋の角のその奥の隅っこの方でジーッとしてますのでどうか、どうかほっといてくださいまし。という気持ち。

でもね。バレるんですよね。あそこに異分子がいるぞ! って。物凄い嗅覚で常日頃嗅ぎ回ってるのであの人たちはきっと犬です。彼らにとっての社会も犬の社会なので、そんなところに「ワタクシ普通でがんすよ。犬でがんす。ワンワンでがんす。」みたいな異分子がいた場合、そりゃ大概はヒドイ目にあいますよ。存在するだけで犬の秩序の敵と思われるので、犬以外の人は、逃げたほうがいいと思います。最悪死にます。

ぬまのさん
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えー。「奇人館」て言うイベントやりまーす。戸沢村の高麗館と言う、普通の人達が寄ってたかって作った最もワケワカンナイ道の駅、県内有数の珍スポットとして現在も禍々しいオーラを放ち続けながら最上川と国道47号線に鎮座し、ステキナミライの醜悪な骸を晒し続けるアンチ金字塔。そこに県内中から20人ほどの独自の拘りやルールを持って制作や収集を続ける人々、「奇人」たちを集めまして彼らのコレクションや作品群を展示します。「美術館」なのか「秘宝館」「珍宝館」の類いなのか、それはご来場のみなさんが決めること。来たい奴だけ来てください。あと10月21日(土)の夜は奇人晩餐会。奇人大集合してナゾの肉を食い、本物のアブサンなどを呷りながらいかがわしいことを夜通し執行う、神に背いた禁断の宴。なんて絶対にしてないので絶対に来ないでください。


最後に奇人館テーマソングをお送りします。
「キ印の歌」(ドイツ民謡もみの木のメロディにのせて)

民衆の旗 キ印は 戦士の屍を包む
屍固く 冷えぬ間に 血潮は旗を染めぬ

※高く立て キ印を その陰に死を誓う
卑怯者 去らば去れ 我等はキ印守る

衆愚に媚びて 神聖の 旗を汚すは誰ぞ
金と地位とに惑いたる 卑怯下劣の奴ぞ

※くりかえし

我等死すまでキ印を 掲げて進むを誓う
来たれ牢獄絞首台 これ告別の歌ぞ

※くりかえし

プロフィール      
ぬまのひろし
1983年、新庄市生まれ。貧困などをテーマにした「持たざる者のためのデザイン」を標榜し実践。新庄を拠点に〝カナリヤ″活動を各方面で繰り広げる。無職。

シンガーソングライター・ふきさん


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ライブハウスなどで弾き語りを中心に活動している上山市在住のシンガーソングライター・ふきさん。現在14歳の中学3年生。学校生活と並行して精力的に音楽活動に取り組んでいらっしゃいます。一体、どんな方なのでしょうか。この度、編集部がお話を伺ってきました。              

――ふきさんの活動内容を具体的に教えてください。
ピアノとギターを中心に弾き語りをしています。今は受験勉強中ということもあり活動を少しお休みしているんですが、去年(中学2年)の夏頃から山形をはじめ仙台・東京などのライブハウスに出演させてもらうようになりました。あと、「ツイキャス」というアプリを使って弾き語りのようすを配信もしています。

――ライブハウスで活動することになった経緯を教えてください。

ふきさん2

初めての出演は仙台のライブハウスだったのですが、きっかけは「ツイキャス」での弾き語り配信でした。ギターを始めたのが中学1年の冬くらいだったんですけど、そのとき同時に「ツイキャス」の配信も始めて。その配信を見に来てくれる人たちの中に、仙台でとあるライブを主催されている方がいらっしゃったんです。その方からライブのお誘いをいただいたのがきっかけで、中2の夏、仙台に行って弾き語りをしてきました。さらにその主催者さんは各地でイベントも行っている方なので、東京でのライブなどにもお誘いいただき、何回か出演させていただくことになったり。そこから、山形のライブハウスなどでも活動するようになっていきました。

――いきなりライブハウスでの弾き語りとはすごい!
小学1年生の時からピアノを習っていたんですけど、わたしの担当の先生は歌もうたっていらっしゃる方だったので、ピアノと一緒に歌も習っていました。その先生のお誘いで「童謡コンクール」など、人前で歌うイベントに出場していた経験などはありました。
――山形や仙台などに留まらず、東京などにもライブ出演のため出かけているとのことですが、遠出するのは苦にならないのですか?
 そうですね。逆に好きというか。実は東京へのライブには山形から一人で向かったんですけど、現地の電車の数の多さにびっくりしてしまいまして。乗り継ぎ間違って神奈川に行っちゃったり大変なことになりました。なんとか戻って来れましたが…(笑)

――現在抱えている課題・目標などはありますか?

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 ライブの経験などまだまだ浅いので、ライブを行う度いろいろな課題が出てきます。例えば曲と曲の間のMCとか、アドリブで話すことが多いんですけど、どんな風に客席を盛り上げたらいいか。お客さんの反応を取るのが難しいなといつも思います。それからライブのとき何故か毎回風邪をひくので(苦笑)、体調管理もしっかりしていきたいし、ピアノやギターももっと上手くなりたいなと思っていて、プライベートでも毎日練習するようにしています。
 わたしはシンガーソングライターの矢野顕子さんに憧れていて、いつか矢野さんみたいにピアノの弾き語りなどが出来るようになればいいなと思っています。矢野さんて毎回同じようには弾かないんですね。ライブごとに曲調を若干アレンジして弾くんです。それから、矢野さんは手元を見ずに顔をお客さんの方向に向けながらピアノを弾いていて。わたしもそんな風に演奏してみたいのですが、もちろん、それらは全てきちんと基礎を押さえられてないとできないことなので、これからも普段の練習を頑張っていきたいです。そしてわたしも矢野さんのように会場を楽しく盛り上げながら弾き語りしてみてみたいなと思います。

――最後に、何かありますか?
山形の人たちにもわたしのことをもっと知ってもらえたらいいなと思いますし、昔から歌っていた童謡をアレンジしながら弾き語りしてみたり、ジャズなどにも興味があるので、そういういろんなジャンルの音楽を組み合わせてみたり、誰もやったことのないような音楽にチェレンジしていきたいです。

――ありがとうございました!

ふきさんは現在、受験生ということですが、受験が終わり次第また積極的に音楽活動に励んでいきたいということでした。
そんなふきさんの活動の詳細は下記のサイトでチェック!


■公式サイト
http://fuki.pih.jp/

■Twitter
@FukiKitamura

■ツイキャス
http://twitcasting.tv/fukikitamura

講演会&シンポジウム「子どもと若者の生きづらさ」 ―不登校・ひきこもり・貧困を考える―

人間塾1

7月15日(土)、山形市の遊学館にて「講演会&シンポジウム
『子どもと若者の生きづらさ』―不登校・ひきこもり・貧困を考える―」と題したイベントが行なわれました。
こちらは、東京で奨学金給付や実践活動の助成を行っている「一般財団法人人間塾(以下、人間塾と略記)」と、山形市内で不登校・ひきこもりの子を持つ親御さんを対象にした居場所づくり活動に取り組んでいる「クローバーの会@やまがた」、そして「ぷらっとほーむ」による共催事業です。
第一部では「こどもは社会の宝、世界の希望」と題した「人間塾」塾長・仲野好重氏による講演会、そして第二部では「私たちはどう生きのびてきたか」という題の元、シンポジムが行われました。
(文責:大原克彰)


■第一部 講演会 「こどもは社会の宝、世界の希望」
仲野好重氏(一般財団法人人間塾・塾長)

人間塾では奨学金給付の事業を行っていて、そこで出会った青年の話をお聴きしました。彼はシングルマザーの家庭で育ったのですが、連日働きづめだった母親は、ある日とうとう心身ともに疲弊し、入院。これにより生活が続けられなくなった――当時はまだ小学生だった――青年は施設に預けられることになったそうです。そこの施設で育ち、やがて中学3年生となった青年はある日、とても面白そうな勉強をしている私立の高校を見つけます。厚生労働省の職員さんから経済的に難しいと言われながら、通わせてくれる里親さんを探してもらったそうです。そして無事に青年は受験に合格。さらに運よく、そのとき一度会いたいという里親さんがみつかり、青年は「この学校で勉強がしたい」という強い思いを話し、感銘を受けた里親さんは「もっと働いて君を学校に通わせる」と言ったそうです。真摯な気持ちであきらめずに行動すると人の心を動かし、助けてもらえると勇気付けられました。

青年はこれまで周囲の大人たちから怒られるときに生い立ちをかわいそうと思われたことがあり、本気で怒られた経験があまりなかったそうです。しかし、私立の高校に通わせてくれたその里親さんは、青年のことを怒るときは本気で、さらに自分たちがどうして怒っているかきちんと理由を添えて説明もしてくれたそうです。仲野さんはこの「理由(過程)」が非常に大切だといいます。「結果重視の世の中ですが、結果にいたるまでには必ず過程があります。例えばルールを破った場合、破ったという結果はひとつですが、守れなかった理由は100人いれば100通りあるわけです。物事の結果ばかり見るのではなく、なぜそうしたのか過程を大切にしなくてはいけないと思います」という仲野さんの言葉を日常で、もっと意識したいと思いました。

その後、青年は大学に進学。3年生の時に人間塾と出会いました。そして塾長の仲野さんは青年の母親と会う機会があり、彼女は「息子の身体が元気で、毎日目の前にあることにコツコツ向き合いながら、一生を終えるときに良い人生だった思えるような生き方をしてくれれば」と望んでいたそうです。加えて、「目立たないところで生きるのもよし、人の役に立つぞ、と世間に出て行くのもすばらしい、どんな形でもよくてその人に見合った生きかたを見つけてほしい」という言葉は励みになりました。仲野さんからも「親が良いと思った道のみに進ませるのは自分のこどもを所有物とみなし、ペットと接していることと同じだと思います。こどもにも良いと思った道があり、それが生きた個性になります」というお話は心に留めたいと思いました。 

人間塾2

青年は母を求めながら過去の出来事を許しておらず、どう接したらよいかわからなかったそうですが、仲野さんとの面談を経て、それから少しずつ実家に帰るようになり、関係が良好になったとのこと。見捨ててもいないし、見捨てられてもいない。『旧約聖書』のコヘレドの書から「すべてには時がある」という一節を教えていただきました。進むばかりが人生でない、下がるときもある。ひとりひとりにふさわしい時があるそうです。仲野さんのお話から、いろいろな角度から考えて、深みのある生きかたをしたいと思いました。
(文責:大場みのぶ)

■第二部 シンポジウム
「私たちはどう生きのびてきたか」

シンポジウムは、コーディネーターに樋口愛子さん(クローバーの会@やまがた 世話人)、パネリストに鈴木晴菜さん(経験者)、筆者・大原克彰(経験者)、松井愛さん(支援者)、滝口克典さん(支援者)、そしてコメンテーターに中野好重さんをお迎えして行なわれました。

 シンポジウムでは、筆者と鈴木さん、経験者二人が、これまでにどんな不登校・ひきこもり経験をしてきたのか、また、その状況から抜け出したきっかけは何だったのか、そしてどのような経緯で「ぷらっとほーむ」に繋がったか、などの話がありました。
 筆者自身は、今から6年前ほど前にひきこもりを経験。筆者は当時大学生だったのですが、対人関係などがうまくいかず、だんだん大学に行きづらくなり、やがて不登校に。それ以来、自宅に2年ほどひきこもるようになってしまいました。しかし「このままではまずい」という思いから、大学とはあまり関係のない、自分の素性を知られないような外部でボランティア活動などに取り組むようになりました。そこで同時にNPOやボランティア団体に関する情報も仕入れ、そのとき初めて「ぷらっとほーむ」の存在も知ります。どんな団体か気になり、電話を掛けてみた事がきっかけで「ぷらっとほーむ」につながったのでした。

 鈴木さんは、高校時代に不登校を経験。小さい頃からバレーボールが大好きで小中学校とバレーをしていましたが、なぜか学業優先の高校に入学した結果、あまりバレーができなくなってしまったそう。楽しみがなくなり、だんだん自分の中でエネルギーがなくなっていった結果、高校2年あたりから自宅にひきこもるようになってしまったとのことでした。そんな中、鈴木さんはとあるテレビドラマで「フリースクール」の存在を知り、家庭教師の先生に「山形にもフリースクールのような場所はありますか?」と聞いたところ「ぷらっとほーむ」を紹介してくれたのだそうです。

「ぷらっとほーむ」につながって、筆者自身はそこに集う多様な人々と出会い、彼(女)らの生き方に触れることができたのは非常に大きな学びになりましたし、鈴木さんの場合は、ワークショップに参加するなど、「ぷらっとほーむ」の日常と並行して行なわれるイベントなどを通して、落ち込んでいた状態から、もう一度元気を取り戻せたとおしゃっていました。また、鈴木さんは結婚・出産で一時期「ぷらっとほーむ」を離れるものの、再び繋がりなおした際「家事や育児で毎日が忙しく、自分を見失いそうになってしまう時もあったのですが『ぷらっとほーむ』に来ることで、改めて自分自身のことを見つめ直すような時間を持つことができました」ということでした。

 こうした筆者や鈴木さんの話を受け、松井さんは「わたしが『ぷらっとほーむ』で子ども・若者たちと関わるときに大事にしていることは、色んな人と会ったりとかいろんな経験をしたり、いわゆる『分母』を増やす作業をサポートしていくことです。ここでいう『分母』は人と会った数や経験を指していますが、1/1では何をいっても説得力がない。でも、すごく色んな経験を積み重ねた人が言う1には説得力があるし、そこには『揺るがなさ』があると思います。そうした『その人なりの揺るがなさ』を得られるには、人とたくさん会う、多様な経験を積むことが不可欠だと思います。その部分を『ぷらっとほーむ』の活動で提供できれば」とおっしゃっていました。
 
人間塾3

滝口さんからは「良い学校に行って、良い会社に入って、結婚して…という一般的な生き方のイメージみたいなものがあるかと思いますが、実際には色んな生き方をしている人たちがいます。わたしも日々、現場でそういった人に会う度に色々気づかされますし、そういった気づきのプロセスが『生きていく』ということなのかなと思います」とお話していただきました。

そして最後に仲野さんから「『ぷらっとほーむ』さんのお話を伺って、人生はひとつのレールだけじゃないなと思いました。色んなレールを敷いていい。みんな同じ目的地に行くわけでもないし、経由地も一緒じゃないのだから。各駅停車の人、特急の人、それぞれに自分なりの人生の景色を楽しめばいいんじゃないか、改めてそう思いました」との感想をいただきました。

 子ども・若者の生きづらさについてさまざまな立場からの語りがあり、非常に学びの多い講演会とシンポジウムになったと思います。
(文責:大原克彰)

ARTS SEED OKITAMA 2017 文化の種をまく。育てる。ひきつぐ

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「ARTS MEET OKITAMA2017」は2017年3月18日~26日に、よねざわ市民ギャラリー(ナセBA)1F全フロアを使用し開催され、20代から80代の置賜に縁のある91名の作家、総作品数は200数十点、来場者数は2494名を数え、盛況のうちに無事閉幕しました。会期中、作品への投票により大賞を選出し(今年は福崎翼さんでした)、副賞として個展の開催を予定するとともに、2018年度の開催も予定しています。

 すでに、お気づきかと思いますが、ARTS MEETはARTS SEEDとほぼ同じ名前です。(ちなみにMEETの命名は元studioこぐまの大沼洋美さんです)ARTS MEETの開催の経緯は詳しくは省きますが、さかのぼること昨年秋に、主催団体の置賜文化フォーラム、米沢市芸術文化協会、よねざわ市民ギャラリーから連絡を頂き、コンセプトなど含めグラフィック関係のデザインを任せて頂きました。
 これは、昨年のARTS SEED OKITAMA 2016(7月開催)を開催したことによる一定の評価があってのことかと思います。

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 ARTS MEETの開催にあたり、求められた課題、コンセプトはいくつかありましたが、難題は若い世代の参加でした。昨今一か所で大規模に行う公募展といったものは下火だと思っています。これはいくつか理由があるかと思いますが、一つには作家の発表の仕方が公募展に限らず多様にあること、また世代交代が十分に行われず頭がつかえていることがあるかと思います。
 この上の世代と若者の関係は、アートの現場に限らずあちこちで散見できるかと思いますので、想像に難くないかと思います。

 そのうえで、今地方で公募展を行うことの意義とは何か?

 コピーに「わたしたちのアート、地域、未来は、わたしたちの作品にかかっています。」を掲げました。この主語は一見作家のようですが、それだけではありません。作品を見る人、買う人、楽しむ人(もちろん興味のない人)も含まれています。
 公募するまで、どのような作家、作品が展示されるかはわかりません。募集要項には、置賜に縁のある作家、もしくは作家志望としたので、並んだ作品を通して今の置賜を「わたしたち」が見る/語るしかありません。そこを足掛かりに「新しい置賜のアート」のコンテクスト(文脈)を見出す以外ないだろうと思いました。そのためには回を重ねることが必要でしたので、MEETの企画を請け負う段階で条件として翌年以降も開催することをお願いしました。

 ARTS SEEDのコンセプトが、地域を会場とし、点をつなぎ面にすることだとすると、ARTS MEETは一つの会場に多くの作家、作品を集め地域を俯瞰することにあるかと思います。この二つの企画が縦軸と横軸のようにうまく連動することで置賜のアートの一助になればと強く思います。

 さて、ARTS SEEDですが、今年は7月15日から31日の間、22か所の会場と、12か所の協賛を得て開催する予定です。今年はやまがた花回廊さんとのコラボにもなっています。こちらもお声を掛けて頂けたのは昨年の実績があってのことだと思いますので嬉しく思っています。すでに、桜からはじまり、水仙、つつじ、アジサイ…と春から初夏の花が咲いています。ぜひ置賜の花とアートをマップを片手に楽しんで頂けたらと思います。
 
 ARTS SEEDは自主財源で開催できることを目標に活動していますので、各会場から売り上げの一割を団体に寄付してもらっています。その財源を翌年の活動資金に充てています。つまり、見て楽しんで買って頂けると、今後の活動にそのまま生かさせて頂ける、大げさでなく、置賜のアートを育てて頂けるのです。
 今年は宮城県と秋田県の作家さんを招聘(ご招待)しました。この企画を通じて他県の作家との交流になればと思います。
 
 今、地方にあって「アート」するとはどういうことか。当団体、企画は作家だけはなく、会場を貸して頂くお店の方や、応援して頂いている方々で運営されています。この「アート」の部分は他の言葉でも代替えできるかもしれません。各人が今できることを各々の現場で頑張るしかないのだろうと思います。(それは、「若者」を応援するという名目のもと「搾取」するようなことではなく…)

 「アート」が他の代替え可能な言葉と少し違うことがあるとすれば、それは問題そのものを提起したり、未来を描いてみせることにあるのではないでしょうか。そして、「いいな」と思ったアートを楽しむことで、「いいな」と思う地域も育み、「いいな」と思えるような未来につなげることを、「わたしたち」誰しもができることだ、と示せることにあるのではないでしょうか。

 今年も会場でお会いできることを楽しみにしています。
(2017年5月吉日)

“お菓子”を通してつくる 親子同士がつながれる居場所

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Am遊’s (あみゅ~ず)とは?
南陽市の若者団体「Am遊’s (あみゅ~ず)」です。平成21年に南陽市教育委員会が主催した青年がまちづくりのアイディアを競い合う青年教育推進事業「夢はぐくむ故郷(まち)南陽コンペティション」に参加したことをきっかけに結成し、今年で活動9年目となります。

●親子同士が交流できる場を
市内で親子同士が交流できる機会(場)が少ないという地域の課題を見つけ出し、活動開始以来、親子の交流という視点で、一貫性のある取組みを実施してきました。多くの親子に楽しんで参加してもらえるよう、「お菓子の家づくり」や「駄菓子屋ひろば」など、親子で協力し、また、子ども自身が意欲的に参加できるようユニークなイベントを企画しています。

●お菓子を通した多彩な交流の場の創出
「お菓子の家」づくりは、毎年クリスマスの時期に開催しており、スポンジケーキで形づくった壁や屋根にチョコレートやクッキーなどのお菓子で飾り付けをしたり、いちごでサンタクロースを作ったりとオリジナルのお菓子の家を作って楽しんでもらっています。毎回定員を超える申し込みがある人気イベントとなっており、イベントの告知前からの問合せなどもあることから、市民の認知度は上昇しています。参加した子どもからの反応も良く、また、大人達が子ども達の持つ創造性に気づくことができる機会にもなっており、共同作業を通じて、親子の絆が一層強くなったと、親御さんからも好評を得ています。

また、「駄菓子屋ひろば」では、地域のお祭り行事などに併せて駄菓子屋を出店しており、地域に根差したかたちで、多様な体験・交流の場を多くの子供達に提供しています。この取組みは、「出張版」として市外に赴いての活動も実施しており、行く先々でのイベントの賑わいづくりや、親子同士の交流の機会の創出に貢献しています。

これまでの活動を評価いただき、平成26年度には山形県の「輝けやまがた若者大賞」受賞、平成27年度には内閣府の「チャイルド・ユースサポート章」を受章することができました。これからも、親子の交流の場づくりを積極的に行っていきたいと思います。

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Am遊’s (あみゅ~ず)Facebook
https://www.facebook.com/nanyoamuse/

こまつ家版こころ旅のススメ ~農的暮らし研究所のこれやってみよう!~

こまつさん

こんにちは、「農的暮らし研究所」、こまつかおるです。畑仕事をしながら「あの人、どうしているかなぁ~?」と思い巡らすことがよくあります。そんなとき、「○○さん、最近見かけないけど元気にしているかなぁ~?」と家族のヒロさん(庄内町地域おこし協力隊)に話すと「そんなに心配だったら、直ぐに電話かメールしてみたら」と言われます(笑)。
何か気にかかることがあるのに、行動せず無駄に心配している私。ここから抜け出るきっかけをつくってくれたのが、これからご紹介する「こまつ家版こころ旅」なのです。


1.コミュニケーション旅の始まり

なかなか会えていない人、普段の活動を拝見したい人を中心に、実際に会いに行ってみよ~!!と始動。はじめのころは、火野正平さんの人気番組、本家「こころ旅」を真似て、お手紙(SNSの書き込み)を読み上げた映像をSNSにアップしてからお邪魔したりしていましたが、いつの間にか変化し、「こまつ家版こころ旅」になっていきました。観光地を巡るよりも、人と人とのつながりを大切にした旅のチャレンジです。一例をあげると、いつもイベントで会うけどじっくり話したことがなかったTくんとアポがとれ、金山町をまちあるき。途中にある元地域おこし協力隊が関わる「谷口がっこそば」で近隣のお友だちと食事したり、産直にも寄って見たことのない食材の食べかたを聞いたり、Tくんが子どものころに行ったという模型屋さんを探したりして楽しみました。帰りは鮭川村のお友だちに顔を出してお互いの近況報告。


2.「こまつ家版こころ旅」のやりかた

①まずは、いちばん会いたい人にアポイントをとる。
②途中の会いたい人や行きたい場所をリサーチ。
③(車中泊となる場合もあるので)道の駅・日帰り入浴できる施設の確認。
④相手に気を使わせない、普段の生活に根差したお土産の準備。
⑤前日あたりからSNSに「○○方面へ旅をするので、お近くの方はご連絡ください!」と投稿してみる。
⑥旅の途中経過も、SNSに投稿!助かる情報や新しい出会いがもらえるかも。
⑦コメントやメッセージをしてくれた人に、少しの時間でも寄れたら、寄ってお話をし、記念写真を撮る。
⑧目的地には、必ず宿泊する。
⑨目的地でのスケジュールは決め過ぎず、行った先で聞いたオススメの場所に行ってみる。
⑩宿泊先のご家庭のペースに合わせて就寝、起床。積極的にお手伝い。
⑪SNSに1日目の振り返り投稿、旅が終わったら全体の振り返り投稿をする。です。


3.「こまつ家版こころ旅」の反応

1回目は異常な反響で、県内を2泊3日では周りきれないほどの情報や声がけがありました。後日、うかがえなかったところを山形4地域にわけて巡回訪問。シリーズ化。1年目ははりきりすぎましたが、今年は一人ひとりとゆっくりお話しし、途中で呼んでもらった友だちとの交流が深まってきたように感じます。


4.「こまつ家版こころ旅」みたいなコミュニケーションイベントをやってみたいと思ったあなたへ

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観光というと、名所旧跡を巡ったり、観光地値段の高級な食事をしたり高級旅館に泊まって地酒を飲んでドンチャン騒ぎ…という時代もあったかもしれません。「旅はお金と時間がタップリないと体験できないもの」と諦めている人もいるかと思います。
しかし、ちょっと離れた場所に住んでいる友だちに会いに行き、普段の活動を見せてもらうとか、地元の人向けのお店で食事する、友だちと一緒に晩ごはんをつくるとか、飾らない地域の日常にこそ大切なものがあると、「こまつ家版こころ旅」を通して考えるようになりました。名刺交換しただけの人とも、実際に会いに行くことでどんな環境で活動しているのかも知ることができ、親密度が大幅に上がります。「今度遊びに行くから泊めて!」と言うのは緊張するかもしれませんが、思い切って口に出してみましょう!「お!泊めて欲しいって?嬉しいな」と、何かが変わりはじめますよ。ビバ・ローカル!(了)

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ヤマガタ型ファシリテーションはじめました!

「ファシリテーション」という言葉をご存じだろうか。英語で、促進する、促す、進める、といった意味の言葉で、会議の司会やワークショップ(参加型の場)の進行役など、ファシリテーションの役目を担う人のことを「ファシリテーター」と言う。ともに近年、さまざまな文脈で使われ、急速に知られるようになった言葉だ。
 数年前より、さまざまな分野で「ファシリテーション・スキル」を使って仕事をしていたり、「ワークショップ」という名前で活動の場を開いていたりする人びとが、なんとなーくゆるくつながり知り合うようになり、「ファシリテーション」や「ワークショップ」の話題で話すことも多くなった。

「へえ、そっちではそんなふうにファシリテーションの方法を使ってるんだ」
「うちでは、こんな感じのワークショップを開いてますよ」
「え、そういうのもファシリテーションっていうの?」
「そっか、そういうのもありか。いやあ、勉強になるわぁ」

…などなど、それぞれの文脈のちがいが新鮮で面白いので、いちど話題になるとどこまでも話のネタが尽きない。だったら、いろんな分野でファシリテーションを実践している人たちで、それぞれの知識や技術、実践事例をもちより、ファシリテーションの勉強会をしよう。そんな呼びかけがあり、「いいね、おもしろそうだ」ということで、昨年の春より、毎月1回くらいのペースで、われらが「やまがたファシリテーション・ネットワーク」の活動がスタートした。

 昨年度は1年かけて、メンバーそれぞれが手持ちのワークショップを実演、他のメンバーがそれを参加・体験し、講評を行うという演習形式で、さまざまな分野におけるファシリテーションを学んできた。地域づくり、福祉、市民活動、アート、ファシリテーショングラフィク、会議運営、ブレインストーミングなど、毎回さまざまなテーマをたて学んできたというのも大きいが、何より、メンバーそれぞれが互いの手の内を見せあいながらともに学んでいくというスタイルのなかで、メンバー間にゆるやかな信頼感や安心感のようなものが芽生えてもきたように思う。この仲間といっしょに活動していくんだ、というような。

 そうした1年間を経て、2017年度は、会のミッションを「包摂的な社会づくりに欠かせないファシリテーターを地域の中で増やしていく」(大意)と確定。その目的のもと、山形におけるファシリテーションのリアルな実践例を可視化するべく、7月1日(土)13:30より山形市市民活動支援センターにて、ファシリテーションやワークショップに興味をお持ちの一般の方がた向けに、シンポジウム&ワールドカフェを開催することにした。名づけて「ヤマガタ型ファシリテーション発進!」。

 従来この分野では、中央から有名なファシリテーターを招いて講演、みたいな企画ばかりが横行してきた。しかしその多くは、東京モデルの事例ゆえに地方で実践するにはかなり無理があり、参加者がもち返るのは有名人とお近づきになったぞというステイタスのみ、みたいなのが繰り返されてきたように思う。

それでは意味がない。私たちに必要なのは、山形モデルのファシリテーションであり、そのための具体的なヒントとなる実践事例である。ということで、実際にヤマガタのさまざまな分野で活躍しているファシリテーターのみなさんをパネリストに、事例報告とパネルディスカッションを行うこととした。自分で言うのもなんだが、かなり刺激的なトークイベントになると思う。ぜひご参加してほしい。   (了)

私たちが活動を始めたわけ、続けるわけ。

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『まどあかり』読者のみなさん、はじめまして。南陽市のご当地ヒーロー「南陽宣隊アルカディオン」を運営するHOPEメンバーの加藤と申します。このたび、貴重な紙面をいただきまして、私たちの活動等について寄稿させていただくこととなりました。拙い文章ではありますが、これから4回、おつきあいいただければと思います。

さて今回は初回ということもありまして、HOPEの自己紹介をしたいと思います。
HOPEは、2008年度に南陽市の「まちづくりアイデアコンペティション」をきっかけに結成されました。とはいえ、まちづくりに特に興味があったというわけではなく、コンペティションの賞金100万円に目がくらんだというのが、参加の大きな理由です。当然ながら、結果は惨敗。しかし、この企画を考えるまでの半年間が私たちの意識を変えました。
週に1回、仕事終わりに顔を合わせては、実のない話を繰り返し、いよいよ企画の提出期限が迫ったころ、次のような会話がなされます。

A「若い人が楽しめるモノ・コトがないから、若者が離れるんでね?んじゃ、若者が楽しめるモノ・コトつくったらいいんじゃね?」
B「んじゃ、みんなが楽しいと思うモノ・コトってなによ?ゲーム?」
A「ん~~」
C「あの~、俺、こうやってみんなと集まっていることが、結構楽しかったりするっす」
この発言をきっかけに「人が集まって交流する場づくり」をテーマとした「あ(遊ぶ)し(しゃべる)た(食べる)の(飲む)場」という企画が誕生したのです。結果は、前述のとおりでしたが、ひとつの結論へたどり着いた満足感と、グループの結束を得た大切な経験でした。このテーマは、HOPEの活動テーマとして現在も継続中であります。
                              
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さて、賞金はもらえなかったけど、このまま解散ももったいない。次の企画を考える中、「結婚式の余興で子どもにウケた」というだけの理由で浮上したのが、例のご当地ヒーローです。
かくしてヒーローは「南陽宣隊アルカディオン」と名づけられます。名前の由来は、明治期の英国人旅行家イザベラ・バードが、置賜地域を「東洋のアルカディア」と評した(らしい)という記録から拝借。また南陽市をPRしていく心積もりで、南陽「宣」隊の標記としました。

敵キャラの名前は、置賜の方言で不快感を表す「うだで」を当てこんで「ウダデゴドン」、戦闘員は「オッチャグヤロメラ」、悪の軍団は「ズグダ連合軍」(「ずぐだれ」は方言で「なまけもの」などの意味)という感じ。なぜでしょう、こういう話になると、くだらないアイデアが湯水のごとく溢れてまいります。
さぁ、それなりの設定はできた!デザインもいい感じ!というあたりで、根本的な難題と向き合います。そう、お金がありません。

A「どうする?パーティーグッズば改造したDIYで代用する?」
B「いや、こういうのは最初のクオリティが肝心。ちゃんとつくっぺっす」
A「最安値で、なんぼ?」
C「県外の業者だけど、マスクとスーツ込みで20万ってのあるっす!」
A・B「・・・」

結果から言いますと、妥協の二文字を乗り越えました。みんなで自腹を切って、足りないぶんは、業者さんに出世払いに。つくってもらったのもレッドだけ。たった1人の宣隊ヒーローが誕生です。
デビューの舞台は地域の文化祭でしたが、それはもうダメダメ。にもかかわらず、取材された新聞記事には「最終的にはヒーロー8人登場します!」と夢物語を語っています。若さですね。でもこの夢物語が活動のモチベーションとなり、多くの方の支えと声援をいただきながら、1人ずつ増やして、昨年10月、ついに7人目の宣士がデビュー。そして最後の1人も間もなく登場予定です。

                                  *

このようにアルカディオンの活動は「南陽市を元気にすること」が大きな目的ですが、実は自分たちが楽しむため、つながるためのツールであるという見かたもできます。活動を楽しむことで、地域に元気を与え、地域に活かされることで、活動を楽しむ。HOPEは今年で結成10年。この両面性を意識しながら、今年も活動していきたいと思います。(了)

ぬまのひろしの現代民芸研究所 vol.2 ~スタッドレスなサンダルを作ろう~

べとこん

ヤーマン。以前寄稿させていただきました投石紐のつくりかたが謎の極地的大好評をいただきました。ありがとうございます。なるほどそれで喜ばれるなら写真も多いからなんせ俺もえれぇ楽、「現代民芸」としてシリーズ化、してみんとてしてみます。

現代民芸とは僕が勝手に提唱している概念なのですが、

・現代の誰もが手に入る素材と使える技術で
・古人の設計思想を踏襲してつくる
・誰でもつくれて小銭にできる手工業製品 のこと。

今回はその中でも、この季節にぴったりの「スタッドレスサンダル」をご紹介したいと思います。
南ベトナム解放戦線(俗称:ベトコン)の「ベトコンサンダル」やタラウマラ族の「ワラーチ」――知らない人は検索してみてね――を現代山形人がつくったらこうなるぞという、素足感覚で猛ダッシュできる超高機能サンダルで、メル○リあたりで売れば2000~3000円。見た目もかなりワイルドかわいいので、気になる彼のサイゴンも陥落しちゃうゾ☆

じゃ、つくりましょ。
必要なものは、タイヤ、カッター、ペンチ、紙、ペン、皮ポンチ、紐、以上。
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まずは、タイヤもってきます。

ぬまのさん2

タイヤにはメッシュ状の金属が入っているので、それの外側のゴムを今から剥きます。
まずカッターで縦に切り込みを入れます。金属に刃先が当たるガリガリという音が聞こえればOK、そのまま一周します。反対側も同じように。

ぬまのさん3

今度は横に、刃を斜めに入れ、メッシュに当たったらそこから剥き始めます。
メッシュとゴムのキワをカッターで細かく切っていく感じで。

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ぬまのさん5無題

初めはペンチで。進んできたら手で。 刃をこまめに替えながらひたすらガリガリと剥いてください。刃を惜しまないのがコツ。

ぬまのさん6

剥けました。手、大丈夫ですか?
あと楽ですから。

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ぬまのさん9無題

足型とります。

型を切って、
ゴムに写し、
カッターで切ります。

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ぬまのさん11



親指と人差し指の間、土踏まずの両サイドに皮ポンチで穴を開けます。 紐を通して、足に合わせて結び目をつくります(「ワラーチ結びかた」などで検索)。

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ここでつくった結び目はもうほどきません。
次からはスリップオンで、内ズック(←山形)のようにスルリと履くので、ここでしっくりくるまで調整しましょう。

完成。

自分でいうのもなんですが、もう靴下とかビー サンとか履いてらんないほどにとっても「やんべ」ですので、ぜひ頑張ってつくってみてくださいね。



メンドクセと言う人は僕からお金で買うこともできますのでよろしく。せば。

野生動物のこと、知っていますか?

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6年目の未知の道草

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最近、巷では「〇〇プロジェクト」という名前がつく活動がたくさんある。なんと、私が所属している「天童アートロードプロジェクト」(以下、アートロード)の団体名にもバッチリその文字が入っている。なんだか壮大な計画を実行しているような気にもなるが、そもそも「プロジェクト」の語源は「前方にむかって投げ出す」ということらしく、「実際にやってみないとどうなるかわからないよね!」という意味合いも含まれていると考えている。


アートロードは、2012年からスタートした団体だ。若手アーティストや地域の方とともに、天童美術館での展覧会やワークショップを開催している。活動当初は、「アートと地域の新しい関係性を構築する」ことを目指して、「天童駅・天童市美術館・田麦野地区をアートでつなぐ」ことを具体的な目標に、3年間実験的に活動してみるということからスタートした。(だから「アートロード」。)

1年目は、大きなねらいはあっても、具体的にどう動いていいか分からず悶絶していた。道路に作品を設置するための手続きが大変すぎて挫折したり、美術館を飛び出してワークショップを開催したりと無我夢中でやっていた。しかし、今にして思えば、美術館の方や周囲の大人の方たちに支えられ、目指すべき大きな方向性を指示してもらっていたのだと思う。そのおかげで、3年目には天童市美術館の1階のすべての展示室で展覧会を開催し、大勢の方に来ていただくことができた。3年目の展覧会が終わったとき、私は当初目標にしていた「美術館と他の場所をつなぐ」ことができなかったことを悔やんでいた。私の中で、そのことは計画を実行できなかった「失敗」として位置付けられていた。しかし、美術館の館長さんから「大きな方向性に向かって試行錯誤する中で生まれたカタチが大切なんだ」という言葉をかけてもらい、上手くいかなかったことも認めていいんだ、もっと楽しんでいいんだと、気持ちが楽になったことを覚えている。

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また、活動5年目にあたる2016年には、これまでの活動内容や考えかたをまとめた冊子『道草のすすめ』を製作した。これまでのたくさんの活動経験をもとにして、自分たちのねらいや実際やってみた結果どんな意味があったのかを整理する機会になった。そのおかげで、自分たちの言葉でアートロードのことを語れるようになってきた気がする。活動しっぱなしではなく、ふりかえることも大事なことなのだ。

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そして、2017年の今年は6年目の活動になる。昨年、冊子をつくったことで自分の中でとても達成感があった。目指すべき大きな方向性は変わらないが、これから新たな目標をかかげるステージに入ったのかもしれない。それは参加している地域の方の反応からも感じる。地域の方が初めてアートロードに参加されるとき、作品や活動を公の場に展示したことがない方がほとんどなのだが、展覧会やワークショップを経験するうちに、自ら展示方法を考え、さらにはこんな活動してみたい、と私たちのアイディアを軽く超えるアイディアを出してくれる。

これまで、地域の方とは展覧会に出展する作品について話しあいをしてきたが、今年は活動全体の運営や内容について、絵描き、主婦、商店経営者などひとりひとり視点から疑問や新しい可能性についてざっくばらんに話し合う機会をたくさんつくろうと考えている。まさに未知の世界だ!
「メンバーをどんどん増やして、規模を大きくする!」と右肩上がりに成長する活動ではないけれど、どうなるかわからないことのスリルやワクワクを、これからもじっくり楽しみたい。

アニソンクラウド-S

あにくらS



5月20日(土)、酒田市のアニソンDJ’s BAR 「S-planet(エスプラネット)」で開催された「アニソンクラウド-S」に参加してきました。
 「S-planet」は「庄内をアニソンで盛り上げる!」というコンセプトの元、アニソン系DJイベントを中心に各種音楽系のイベントや誕生日パーティー、ゲーム大会、映像・音楽鑑賞など様々なイベントを企画・実行。サブカル好きが集える拠点を目指し活動している団体です。
 そして今回編集部が参加した「アニソンクラウド-S」は、アニソンを中心に様々な楽曲をノンストップで次々と流していくDJイベント。参加者は知っている曲があれば歌うもよし、踊るもよし。当日は県内外から著名なDJの方々をゲストに迎え、「S-planet」のフロアは大変な盛り上がりを見せていました。
(文責:大原克彰)

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会場内にはアニメキャラのポスターやフィギュアなどが飾られており、アニメ好きにはたまらない空間になっています。ドアを開け、会場に入ると受付があり、この団体のオーナー、イツッキーの愛称で親しまれている斎宮征博さんが出迎えてくれました。
会場内でかかっていたのは、スキマスイッチや奥田民生、ボーカロイド、紅白歌合戦で西川貴教さんと水樹奈々がデュエットしたことでも有名な、「Sound Horizon」というユニットの楽曲など、有名どころからコアな部分まで様々な曲がかかっており、イベントの参加者たちは大盛り上がりでした。
このイベントにはコスプレ割というものがあったので、コスプレをしている人もいました。自分のしているコスプレや好きな曲が流れると最前列にダッシュしていく参加者や、常に前にいて曲を聴いている参加者、後ろの方でソファーに座ってゆったりしながら曲を聴く参加者もいたりと、それぞれが自由な過ごし方をしていました。
DJ陣もパフォーマンスが面白く、酒をもっと飲ませてくれ!とフロアに呼びかけたり、曲の合間にMCを挟んでくれたりなど、会場にいる人々を様々な形で巻き込みながら盛り上げていました。その様子をUstreamで配信したりなど、盛り上げ方も手が込んでいました。
このイベントに参加してみて、これも一つのサブカルをテーマにした居場所になっているのではないだろうかと感じました。
(文責:宍戸浩介)

一箱古本市@山形

古本市1

5月5日(金・祝)、山形市の山形まなび館にて「一箱古本市@山形」が開催されました。「一箱古本市」とは、ひとり段ボール一箱ほどのスペースで古本を販売するイベントで、出店料500円を支払えば誰でもブースを出すことができます。店名や本の価格も出店者さんが自由に決められるとのことで、ちょっとした本屋さん気分が味わえそうです。このイベントは2005年に東京の「不忍ブックストリート」で始まり、これを参考に山形でも7年前から定期的に行われるようになりました。当日は筆者(大原)も「ぷらっとほーむ」のメンバーたちと一般参加。出店者の方々と本を通して楽しく交流してきました。今回はその時の模様を皆さんにお伝えします。
 筆者たちがまなび館に到着すると、前庭には既にたくさんの出店者さんたちのブースが立ち並んでいました。お客さんも老若男女問わず、多くの人たちで賑わっています。さっそく筆者たちもメンバーのみんなと会場を回ってみます。ブースに置かれている古本は文庫・単行本だけでなく、絵本、マンガ、雑誌など多岐に渡り、お店のレイアウトなども出店者さんごとにまちまち。それ故、一軒一軒新鮮な気持ちでブースを見て回ることが出来ました。

古本市2
 


また、山形市で活動している読書サークル「山形読書会~Yamagata Reading Club~」の主催者・細矢江里さんもブースを設けていたので、ご挨拶を兼ねてお邪魔させていただきました。
 細矢さんは「わたしの家の古書棚」という店名で出店。一家揃って読書好きという細矢さんは、自宅の古書棚から集めてきた小説やエッセイなどを、三角屋根のついた可愛らしい本棚に収納して販売していました。その中で面白そうな本や知っている本が売られていれば、それを介して細矢さんと楽しく本談議。古本を買うだけでなく、こうしてお店の方とまったり交流できるのも、この古本市の魅力だなと思いました。
 ただの買い物に留まらず、本を通して様々な世代の人々とつながることが出来る「一箱古本市」。今度は筆者もぜひ出店者側で参加したいと思いました。

<一箱古本市@山形>
 Twitter→@futahako
ブログ→http://bookyamagata.jugem.jp/
 (文責:大原克彰)

まったりマルシェ


まったり1


4月23日(土)、寒河江市の最上川ふるさと公園のセンターハウス内で開催された「まったりマルシェ」。午前10時から午後4時まで行われ、その間は誰でも出入り自由。当日はハンドメイド、ワークショップ、飲食店など様々なブースが設けられ、たくさんの参加者で賑わっていました。今回は『まどあかり』編集部もこちらのイベントに参加してきたので、その模様をレポート形式でご紹介します。

●「ゆず丸工房」パステル画ワークショップ

まったり2
マルシェ中央部にあった、上山を中心に活動している「ゆず丸工房」さんでパステル画WSをしてきました。
さくらんぼ・イルカ・ひよこの3種類の絵の中から描きたいものを選んで教えていただきます。描く物も、ポストカード・うちわ・トートバッグの3種類ありました。筆者はうちわに、ひよこでチャレンジ!パステルを削って粉にしてから、指で紙にぬっていきます。余分な粉をはたいてもらうと想像以上にふんわりとやわらかい印象に仕上がりました。消しゴムを使って光を入れる方法も教わりました。お昼を食べる間も無く参加者の対応をされていた「ゆず丸工房」のみたきさん。お客さんで大変にぎわっていました。(文責:鈴木晴菜)

●お茶の福田園(カフェフクダエン

まったり3

新庄市で活動されている「お茶の福田園(カフェフクダエン)」さんがブースを出店していたので、お邪魔させていただきました。  
店主を務める福田真さんにご挨拶したのち、筆者(大原)は「抹茶ラテ」を注文。福田さんは注文の品を作っている間も筆者に気さくに話しかけてくれるなど、温かいお人柄を感じさせます。もちろん筆者のみならず、来てくれたお客さん一人ひとりにそのような丁寧な対応をされている福田さん。いただいた「抹茶ラテ」が美味しかったのはもちろんですが、それ以上にお茶を介して交流する時間も非常に味わい深いものがありました。(文責:大原克彰)

まったりマルシェ facebook〉
https://www.facebook.com/mattari.mattari/
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ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部

Author:ぷらっとほーむ 「まどあかり」編集部
山形市にある「NPOぷらっとほーむ」の〈若者の居場所づくり活動支援事業〉のブログです。
山形県内各地で活動している若者団体や個人のインタビュー、イベント情報や参加レポートなどを随時更新していきます。

2016年度の本事業は、〈一般財団法人 人間塾〉の助成を受けて取組んでいるものです。
〈一般財団法人 人間塾〉

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